ラスト・ボーイスカウト (1991年)
THE LAST BOY SCOUT

監督/トニー・スコット
脚本/シェーン・ブラック

リーサル・ウェポンシリーズのシェーン・ブラックとジョエル・シルバーが
再びタッグを組んで製作した作品。

うーん、なんだか酷い作品でしたΣ(・o・;)
暴力表現の品の無さが度を超えているし、エンディングを迎えても山積する
問題を全て解決した感じに見えない。

主人公であるブルース・ウィリスの気怠い雰囲気を持つ役柄は決して嫌いではないし、
凄く似合っていると思う。しかし主人公らの存在感を見せ付けるために、色々と
過去の華々しい経歴とのギャップを提示するのだが、そのキャラクターが上手く
シナリオに溶け込んでいないような感じがする。

映画では銃を使って町中で暴れる数々の場面の後始末を一切合切無視している点も
歯切れの悪さが残る点。
幾ら元シークレットサービスである過去があろうとも、警察官との間に
無言で解決してしまうほどの信用性と信頼感が生まれているとは決して思えない。

この映画過去に一度、10年近く前に見た映画でしたが、当時ハリー・ベリーを知らな
かった為にどんな役柄で出ているのか全く覚えがなかったです。この映画が公開された
年と同じ時に製作された「ジャングル・フィーバー」でデビューしたのですね。


ブルース・ウィリス..........私立探偵。元シークレットサービス
デイモン・ウェイアンズ......元アメフトの有名選手。ハリー・ベリーの恋人
ハリー・ベリー...............デイモンの彼女。
チェルシー・フィールド......ウィリスの妻。浮気している。
ノーブル・ウィリンガム......悪徳アメフトオーナー。
テイラー・ネグロン..........殺し屋。
ダニエル・ハリス...........ウィリスの14歳の娘。
ブルース・マクギル.........ウィリスの親友。しかし妻を寝取られる。
チェルシー・ロス...........賭博合法化に反対している議員。
フランク・コリソン.........殺し屋の一人。ウィリスに殴り殺される。

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