ライフ with マイキー (1993年)
Give Me a Break

監督/ジェームズ・ラパイン
脚本/マーク・ローレンス

昔、見たような記憶があるのだけど、全く内容を覚えていなかったので
再度鑑賞してみました。
なんと日本でも人気のあったシンディ・ローパーが可愛らしい役柄で
出演し、映画に彩りを与えている(*゜▽゜)⊃

この映画に於けるマイケル・J・フォックスの役柄の造形には、子役
時代に大成したという過去が有り、現在は逆に落ちぶれて三流芸能社で
子役タレントの事務所を経営しているという経歴を持つ。

そんな彼が人生に於いて過去の栄光でも有り、誰もが知っている子役時代
の役柄を利用し、大成した部分を前面に出して仕事を獲得していく。
またそれとは逆に、落ちぶれてしまった負の側面を利用し似たような境遇
に陥るヴィダルやその父親に人生の経験者として語り励ましていく。

どちらの側面もソツ無く利用し、そのキャラクターを如何なく発揮して
いるところなどは、まさにマイケル・J・フォックス全盛の頃の映画と
いう感じ( ´△`)

子役に自分の経験を教え説くのと同時に、自らの人生をも振り返って
活力にしてしまうというシナリオはなかなかよく出来ている。

子役であるクリスティナ・ヴィダルとの関係性に関して、大変良好であった
ようにも思うが、もう少し2人の絆を確かめる意味でも、映画の盛り上がり
どころで関係を揺さぶるエピソードを用意し、別れる寂しさを演出すべき
だった。

評価:★★★☆☆


マイケル・J・フォックス.....過去人気の有った子役。
クリスティナ・ヴィダル.......母親が死去後、家庭環境が崩壊。
ネイサン・レイン.............マイケルの兄。
シンディ・ローパー...........芸能事務所の事務員。
デヴィッド・クロムホルツ.....芸能事務所で最も売れている子役。
デヴィッド・ハドルストン.....クッキー会社の社長
ヴィクター・ガーバー.........ライバルの芸能事務所社長
クリスティーン・バランスキー.
ライアン・ケント.............ヴィダルが好きな男の子
Annabelle Gurwitch...........芸能事務所にダマされて所属している女性
Kathleen McNenny.............オーディションの受付の女性
Jonathan Charles Kaplan......芸能事務所の子役(めがね)
Paula Garces.................ヴィダルの姉
Laura Bundy..................ライバル社の子役
Anaysha Figueroa.............最後にオーディションに来る子役

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