素材としては面白いものの、手狭な空間から広大なアイディアを生み出す
事は難しかったのか、どうも全ての事象がエンディングを迎えて円満解決
した感じがしなかった。

フォレスト・ウィティカーが人間性を発揮した分、歯切れの悪い捕まり方
をしているし、警察に通報する際にも、安心感では無く、後味の悪い
妙な感じがした(´−｀;)

映画では犯人を詳細に描くよりも、寧ろジョディ・フォスター周りの
身辺を整理し詳細に描く必要があったのではないかな〜。
お約束ではあるが、こう言うときはハリウッド特有の家族愛を前面に出し
て、事件後には夫や娘の心をしっかりと捉えて抱きしめるエンディン
グが良いかも知れない(′･ω･`)つ

しかしパニックルームから部屋、部屋から家の外へと、壁一枚隔てた空間
の内外には、温度差を感じる空気の流れがあり、そこに踏み込むときの
勇気と希望、そして激しいまでの緊張感は感じることが出来た(ﾟ∀ﾟ)

余談ですが、ジョディが元夫に電話をかける機会が訪れますが、
その時電話口に出たのは、ニコール・キッドマンだとか。吹き替えで見た
のであまり意味がないですけど＼（｀д´）/


ジョディ・フォスター..........主人公。
フォレスト・ウィティカー......技巧派犯人。
ドワイト・ヨーカム............覆面を被った犯人。
ジャレッド・レト..............犯人。
クリステン・スチュワート......ジョディの娘。病気持ち
パトリック・ボーショー........ジョディの元夫。
アン・マグナソン .............ジョディ友達
イアン・ブキャナン............不動産
アンドリュー・ケヴィン・ウォーカー..........寝ている隣人
ポール・シュルツ.................警察官
メル・ロドリゲス................警察官