前作、あれ程驚いたにもかかわらず、まだまだ驚きのネタがたっぷり
詰まった内容である事に更に驚く。ただ非常に残念なのが、TV放送の関係で
カットされていたのか、たまたま自分が内容を忘れてしまっているのか、
細かい人物の相関図やディテールがイマイチ見えてこなくて乗り切れない
部分があった。
そしてサブタイトルにもある"二つの塔"についても、その存在感が薄かった
ようにも思う。

映画は大きく分けて3つの流れがあった。
この映画の主題でもあるモルドールにある滅びの山に指輪を捨てに行く
フロド一行。一部でウルク＝ハイに浚われてしまったホビット族が彷徨う
ことになるファンゴルンの森、そして彼らを追うウチにサルマンの陰謀を
知り、攻め落とされようとしているローハンの民を救うシナリオ。

これらのシナリオが何処かで繋がるのかなと思ってみていたものの、
2部では完全に独立した形式で進行し、最後まで重なり合うことがなかった。

映画の中で最も圧倒したのは、物語そのものよりも数で圧倒する戦闘シーン。
カーク・ダグラス主演の「スパルタカス」の大スペクタクル
シーンを見せられた感じで、少しずつ相手に城内を浸食されていく恐怖と
同時に、一際目立つ主人公らの無謀とも思える作戦の数々で窮地を切り開い
ていく様が、痛快かつ迫力で見応えがあった。


早い内に「王の帰還」も見たいと思います(*´∀｀*)

http://www.lotr.jp/

イライジャ・ウッド............ホビット。指輪を持つ。
イアン・マッケラン............良い魔法使い
リヴ・タイラー................エルフ
ヴィゴ・モーテンセン..........人間の戦士。リヴと恋仲。
ショーン・アスティン..........ホビット。イライジャと一緒。
ケイト・ブランシェット........エルフ
ジョン・リス＝デイヴィス......ドワーフ
バーナード・ヒル..............ローハン王国の王様。
クリストファー・リー..........悪い魔法使い
ビリー・ボイド................ホビット3
ドミニク・モナハン............ホビット4
オーランド・ブルーム..........エルフ。
ヒューゴ・ウィーヴィング......エルフ。リヴの父親。
ミランダ・オットー............王様の娘。ヴィゴの事が好き?
デヴィッド・ウェンハム........ボロミアの弟。イライジャを捕まえる。
ブラッド・ドゥーリフ..........王様を唆して国を分裂させようとする。
アンディ・サーキス............イライジャの持つ指輪の元の持ち主。
カール・アーバン..............ローハン国に忠誠を誓う騎士
クレイグ・パーカー............エルフ族の援軍。戦闘で亡くなる。
John Leigh....................ローハン王国の戦士
Paris Howe Strewe.............ローハン王国の王子
Calum Gittins.................John Leighの息子。