スリープ・ウォーカーズ (1992年)

出演/ブライアン・クラウス、メッチェン・アミック、アリス・クリージャ

展開や映像から見て、どう見てもホラーやスリラーというよりもコメディ
映画。

絶滅の危機に瀕して窮地に立たされる親子の絆の路線としては全く伝わる
ものがなく、獲物として狙いを付けている女性との恋仲に落ちる切ない
路線も全く意味が無い。中途半端な要素のぶつかり合いで、映画の味を
完全に相殺している。
最後はどうにもならない展開に、やけくそになって人を襲いまくるという
安易な発想がそこには有った( ̄□ ̄;)

路線を変えて猫族の数奇な運命を描いた禁断の恋物語、ナスターシャ・
キンスキーの豹女「キャット・ピープル」が余程良い。

吸血鬼ならば、僕である蝙蝠を従えて人間を襲ってくるが、キングの
描いた化け猫とは、猫と敵対する関係。そんな猫たちの動きが可愛い。

映画の良さを探すよりも、カメオ出演している有名人を捜す映画なの
かも知れない(´▽`;

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