ホワイ・ドゥ・フールズ・フォール・イン・ラブ (1998年)
Why Do Fools Fall In Love

監督/グレゴリー・ナヴァ
脚本/ティナ・アンドリュース

クレジットの中にハリー・ベリーの名があったので見た映画。

麻薬中毒にて若くして亡くなったフランキー・ライモンの伝記的映画。
彼の残した遺産であり名曲である"恋はくせもの"の膨大な著作権料を
巡って名乗り出た3人の妻らが法廷で争う。

50年代60年代のアメリカの音楽的流行に触れる事が出来る映画。
この年代の音楽に精通していなくても何処かで聞き覚えのある音楽で
固められた作品なので、物語に没頭しながら懐かしい音楽も堪能出来る。

短い生涯である一人の男性を巡って、タイミング良く同時に現れた三人
の妻という事で、三つの独立した証言の何処に虚言が含まれているのか、
ちょっとした推理的な要素が含まれているのかと思いきや、次第に物語
が一つに収束していく構成でなかなか良くできている(´ω`=)

自分が不利だと思えば、立場の差を乗り越えて手を結んでしまう強かさ
や、黒人ならではのノリの良さに好感を覚える作品だが、嘘吐きは泥棒
の始まり、泥棒は嘘吐きが基本である事を実感した(;・∀・)

評価:★★★☆☆


ラレンズ・テイト.............フランキー・ライモン
ハリー・ベリー...............妻A。有名な歌手
ヴィヴィカ・A・フォックス...妻B。窃盗
レラ・ローション.............妻C。教師
リトル・リチャード...........ロック歌手(本人出演)
ポール・マザースキー.........音楽会社社長
パメラ・リード...............裁判官
アレクシス・クルス...........歌手
デヴィッド・バリー・グレイ...ヴィヴィカの弁護士
ベン・ヴェリーン.............音楽プロデューサー
レイン・スミス...............弁護士
クリフトン・パウエル.........弁護士

inserted by FC2 system