夏・体験物語 (1985年・TBS・火曜21時枠) 脚本：畑嶺明 音楽：城之内ミサ プロデューサー：阿部祐三 演出：楠田泰之

第3話 愛とSEX 不思議相関
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金井先生は深夜トイレに行くが、帰りに女生徒の部屋を覗くと
寝相の悪い生徒が居ることに気がつく。布団を掛けてあげるが
美津子が突然寝言で母の名を呼んだことで、金井は自分が母親
代わりになり、慰めようとして布団に入り込む。美津子の悲鳴
で女性はみんな目覚め、金井をぶちのめす。
先生のせいで寝不足だと、生徒たちは翌朝不満をもらす。
金井は美津子が母の名を呼んだからだと言い訳するが・・・

美津子は金井の元に行くと、本当に私は寝言で母のことを口に
したのかと尋ね、私は母なんて大嫌いだと語る。
金井は森山から、美津子の家は現在離婚問題が発生し、父が
女性を作り、腹いせに母親も若い男に走ったのだという。

美津子は登校していると、2年生からいい年して母さんか?と
言われからかわれてしまう。それを波多野が見かけて助ける事
に。

美津子は由起らに対して、波多野から助けてもらった事を語り
彼のことを想像すると胸がときめく事を語る。

二学期が始まる。
金井はいきなりテストをする。由起はやっていられないと激怒
するが、落第点なら退学だと言われる。

夏休みが終わっても寮の生徒たちはアルバイトする。美津子は
非番だったが、バイト先で勉強をしていた。すみれたちは、
美津子のために波多野を呼び出し、彼女に勉強を教えてあげて
と告げる。
一方由起は控え室で一休憩しにいくと、川原研とばったり遭遇
する。研はこの前好きだと言ったことは本当のことだと告げる。

金井はダンプたちに痛めつけられた後、矢野先生のアパートに
いく。矢野は生徒達の成績をパソコンで管理しているとしながら
相変わらずコンピュータでエッチ画像を見ていた。
金井は部屋にある箱が気になり尋ねると、田舎から梨を送って
来たのだという。金井は同じアパートに住む陽子先生にもって
行こうとして、彼女の部屋へ勝手に入り込む。陽子先生は
その時シャワーを浴びており、金井は思わず見てしまう。

由起がアルバイトを終えると、そこに沢村がやってくる。
車で送るという彼。別荘地で由起は関係を持った後に忘れた
と言ったが、自分はあの時のことは忘れていないとして、キス
をする。由起は車から飛び出し、寮へと走っていく。
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■乱闘ばかり

気がつくと乱闘しているような印象。
特に金井先生のスケベ心から引き起こされるものが大半だけど
かなり教師としては型破りで、問題児であることは言うまでも
ない。同僚の教師のシャワーシーンを覗くなど今時のドラマ
ではありえん光景かも。

■今回の主役は美津子

とても奥手な彼女だけど、波多野に二度も助けられるウチに
好意を寄せていく。そして周りの友人達にけしかけられて、
彼を誘惑しようとするところが可愛らしいところだ。

しかしその反面、今回は2年生の先輩に何度も虐められる
シーンが描かれた。

■古沢先生は何処へ?

今回から妹のヨシエが寮長になっていた。
塩沢ときさんは2回で終わりなのかな。
キャラクターはそのまんま引き継がれているけどね。

■美津子は両親が離婚

自棄になってナンパされた男性とビールを飲み、家に連れ込ま
れて襲われるというある種のパターン。
由起が居たから良かったけどね。

波多野と共にその晩、ラブホテルで過ごす。
何もしていないという事だが、ベッドに入る際に裸になる必要
は有ったのだろうか。

■金井先生のブチ切れモード

今回は美津子が上級生に虐められている事を知ってぶち切れ。
凄いことに二年生も金井先生に殴る蹴るの暴行。
田中こずえさんの胸を鷲掴みにしていた所が凄かった。

■矢野先生のお約束

パソコンでエロ画像を見ているのだが、1985年当時のパソコン
故に解像度が荒いアニメ画。流石に萌えるものも萌えない気が
する。このドラマのオープニングでもパソコンで描いたと思わ
れる画像が使われているよね。