夏・体験物語 (1986年・TBS・火21時枠) 脚本：畑嶺明 音楽：城之内ミサ プロデューサー：阿部祐三／浜井誠（TBS） 演出：楠田泰之(1)(2)(4)(7)、赤羽博(3)(5)(8)(9)、志村彰(6)

第9話 お前にハートビート
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授業中生徒にセクハラをする金井。
腹痛でトイレに駆け込むと、小沼教頭に思わず悪態をついて
しまう。廊下を通りかかる教師の立花のお尻を触ると、彼女は
本気で怒り金井を追いかける。金井は女子更衣室に逃げ込むと
着替え中の生徒と鉢合わせてしてボコボコにされる。
弓子はそんな金井にあきれ顔。金井はそんな弓子に結婚を申し
込み、放課後にも弓子をお茶に誘うが、校門には弓子の大学の
先輩で商社に勤めている畑中が待っていた。弓子は憧れの先輩
で理想のタイプだとして、彼と一緒に出かけてしまう。
落ち込んでいる金井の本にはダンプたちがやってきて、金井に
プロポーズする。

金井は一平と帰り道を歩いていると、鈴子と清美は弓子先生が
先ほどイケメンの男性と歩いているのを見たという。すぐに
金井は見に行くが・・・

生徒達は放課後アルバイトへ。
泉と直也が相変わらずケンカしているのを見て、ルミと祥子は
由樹に、直也と由樹が仲良くしている姿を見せれば泉がヤキモチ
を焼いて関係が戻るのではないかと提案する。

祥子は宇部に会いに行く。
すると宇部からバンド活動を辞めて北海道の実家に帰るかも
しれないことを聞かされる。実家は旅館をしているが父が亡く
なり、母が一人で切り盛りしていたが、そんな母も病気で気落ち
しているのだという。祥子と離れたくないし音楽活動も辞めたく
はないというが、母親を一人には出来ないし迷っている事を
語る。

由樹は直也が一人で部屋にいるのを知り、勉強を教えて欲しい
として近付く。ルミは泉の元に行くと、由樹と直也が部屋で
密着していると報告。見に行くと泉は二人が密着していること
に嫉妬するが、そこに浩が戻ってくると、直也に自分の彼女を
誘惑されたとして激怒。直也は由樹から近付いてきた事を語る。
由樹は泉と直也を仲直りさせる為にやった事を語るが、浩は
失望して出て行く。
由樹は追いかけて浩に謝罪すると、浩は家で両親がする事を
聞いて父親とケンカしたことを告げる。それで必要以上に
怒りを感じてしまった事を語る。
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■弓子はプロポーズされる

前作では高田純次演じる男性がヒロインの教師にプロポーズ
する役目だったけど、シーズン2ではなんと渡辺裕之さん。
ただ殆ど顔見せ程度で、河原で二人で話し合っているくらい
しか出てこない。いきなり現れいきなりプロポーズするって
いうのも不思議な話かも。

■由樹は直也にアプローチ

もちろん由樹には浩が居るので、単に泉を妬かせようとして
迫った演技。でも彼氏が居る由樹ではなく、こういう場合ルミ
がやるもんじゃないのか?相手は大学生でこの寮には居ないん
だし、わざわざ誤解されるようなことをしなくても・・・

■ダンプ松本、二度に渡り金井にプロポーズ。

完全に金井先生に好意を寄せている。
最後はオチとして利用されたけれどね。

■祥子は宇部と共に北海道へ?

なんと宇部の家庭の事情で彼自身は大学を辞めて北海道に
戻ることになる。民宿を継ぐとして、祥子にも一緒に来て
欲しいことを告げ、なんと高校一年生の彼女にプロポーズ。
祥子も行くことを決意する。

■祥子の決断に対する弓子と金井の反応

弓子は当然まだ早いとして大反対。金井は祥子の気持ちを
汲んで北海道に行かせたい事を語る。
一度は祥子も教師の手を逃れて北海道行きを決意するが、
宇部との協議の末、高校を卒業したらという事になる。