ホームワーク (1992年10月期、TBS) 1992年10月16日〜12月25日 脚本：遠藤察男 企画協力：秋元康、佐藤光夫 プロデュース：遠藤環　 演出：遠藤環、金子与志一、戸高正啓

第8話 悲しくなんか・・・
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幸子と結婚しようとして二人の意思を確認した圭介。
そんな圭介の元に、東映から電話が鳴り就職が決まったとの
連絡が入る。そんな事実を知ってうらんは、これで元彼女とも
別れられるし、仕事も決まったし安心して幸子と一緒になれる
わねと告げる。
翌朝、うらんは圭介に突然キスをし、いってらっしゃいと見送
る。

圭介は幸子に会うと、大手の映画会社に合格したことを告げ、
どちらの会社に行くべきか悩む。最初はそっちの会社に行きた
かったのでしょう?と告げ、私に小さな会社の方が現場で活躍
出来ると言ったことを気にしているのか?と問い、大きな会社
でも現場に出られるよう頑張ったらどうか?という。幸子は
これで会社を辞める決意が出来たと告げる。

恵美は実家を出て行こうとすると、父はそれを止める。
自分の力で暮らしたい事を告げると、父は古川の元に行くのか?
と告げ、今度はアイツの事を容赦しないぞと告げる。恵美は
父に対してしたいようにすれば言いと告げると、父は恵美を
殴る。どうして親の気持ちが分からないのか?と問い、良かれ
と思ってしている事だとし、娘が幸せに暮らすためには一番
何が大切か、親として与える義務が有る事を訴える。しかし
恵美はいつまでも父さんの思い通りになると思わないでと告げ
表で待っていた奥野の車に乗り込む。

古川は恵美に電話すると、代官山にアパートを用意しておいた
という。しかし恵美はそれを断り、自分で全てを探した事を
告げる。私はあの人とは違うと順子を暗に非難する。奥野は
そんな恵美を見て、とうとう愛人になったのかと告げる。恵美
はそれを否定するが・・・

圭介は幸子を新しいアパートに連れて行くとここはどうか?と
尋ねる。とても理想的な場所だが、幸子は16万円もする家賃が
気になる。これからもお金はかかるしもっと安いところにしない
か?とするが、幸子は家にいる時間が長くなるし、ここでは嬉
しくないか?と尋ねる。幸子は嬉しいと答えると、圭介は君が
居れば頑張れる事を告げ、ここで暮らそうと語る。
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★圭介は映画製作会社の東映に入社が決まる

今回は完全に圭介の気運が上昇している状態だった。

小さい会社よりも大きな会社と言うことで会社を選んでしまっ
た圭介。
アパートにしても身の丈以上の場所を選んでしまったことで
どんな未来が待っているか。

★恵美は実家を出て一人暮らしする

一人暮らししていつの間にか古川と暮らすのかなと思ったけど、
実際には通いで愛人扱い。
本人否定しているけど、現状ではそう見られても仕方がない。
ただ古川は順子よりも恵美を好きな感じだね。

★圭介は最初に受かった会社に断りに行く

燈映社の社長はとてもいい人だったな。
圭介に対して立場が変わると見るや、低姿勢になってしまった。

★東映社での新しい出会い

上司は永橋、先輩は中村。
上司は何処に出もいるタイプだけど、中村先輩は、タイプ的に
は圭介に似ていて宴会男風。面倒見も良い感じだし、ムードメ
イカーだね。

★ヒトミの怪しい行動

うらんが社長を務めている会社の唯一の従業員。
なにか社長に対して画策している感じの視線が恐ろしい。
乗っ取るつもりなのだろうか?

★周二がどんどん自分の主張を出し始める

奥野に対して仕事上での優位性を示し始めたし、社長の古川に
対しても、学歴差別の世の中に於いて悔しさをバネにして
成功したからといってなんなのか?と告げる。
周二は自分のために仕事をしているとの事。幸子の為にして
いた彼も自分のためを強調し始めたか。

★圭介は幸子を連れて実家へ

今までの圭介の父親に対する恨み辛みは分かるけど、父親の
言っていることも正しい。あの娘と別れたのか?と父親から
尋ねられていたけど、直前まで別の女性と付き合っていたり、
出会った瞬間に結婚を決めてしまったり、愛だけで全てをやって
いけると思っている青臭さ。結婚は二人の問題だとする圭介。
父親の援助無しに本当にやっていけるのか。


★うらん最後の訴え

ついに引っ越しの日。
最初はうらんは立ち会わないとしたが、周二に後押しによって
行くことになる。
うらんが圭介を話したくない気持ちが良く表れていた感じだね。