星の金貨 Die Sterntaler

脚本/龍居由佳里

第8話 悲しい婚約!愛する人、さよなら…でも

彩は秀一が駆けつけたことで東京を離れるのを踏みとどまる。
急いで病院へ戻ると大変な事態になっていた。
拓巳が執刀した患者・新井義彦が手術中に容体が急変し、
心臓が停止したのである。懸命の措置で命は取り留めるが、
植物状態となってしまう。マスコミが医療ミスを取り上げ
院長は謝罪する。病院の経営はより一層苦しいものとなる。
手術中の検証が行われぬまま、秀一は院長より解雇を命じられる。

一時期は彩の登場により、医師としての自覚に目覚め始めた
ものの、今回の失敗によりまたまた自堕落な生活を送る拓巳。
秀一の頼みにより、拓巳の件は彩に託される。

とても危うい精神状態の拓巳だったけれど、彩の存在は本当に
偉大だ。彩の前では何故か素直になってしまう拓巳。
彼の目を覚ますときの彩のビンタが凄まじかった。

こんな時でも結構拓巳は彩の事を心配してくれて、兄貴と
上手くいくと声をかけてくれるのだから優しいね。

病院経営が副院長に奪われんとするところ、意外な展開に
持ち込まれる。病院の管財人として急遽、病院の建て直しに
協力を申し出る結城グループ。誰かと思えば、秀一の事を
つけ回していた祥子の母親なのね。
亡くなった父親と院長は無二の親友。
結城貴子と院長の関係も気になるところだが、流石にその線
は無いか?気になるのは院長の肝臓癌。

経営の立て直しと引き替えにされるのは、祥子と秀一の結婚。
いよいよ彩にとって万事休す。
二人の写真を燃やす姿がなんとも泣ける。

出演
酒井法子 (倉本彩) 耳と口が不自由な捨て子
大沢たかお (永井秀一) 医者。長男だが家を出て行った
竹野内豊 (永井拓巳) 医者。次男。異母
細川直美 (結城祥子) 秀一とエレベータでぶつかり怪我をさせる
西村知美 (遠藤園子) 看護婦。拓巳に憧れている?
田中美奈子 (小泉美和) 外科医。大病院に勤務するため拓巳と寝る
中島宏海 (篠宮あゆみ) ホステス [7話から登場]
北原雅樹(新井義彦) 患者。脳腫瘍。[4話から登場]
酒井和歌子 (永井美智代) 拓巳の母親。
伊武雅刀 (小森敏彦) 副院長
竜雷太 (永井誠一郎) 大病院の院長
丘みつ子 (結城貴子)
中丸新将 (佐野孝) 病院の経理
西尾拓美 (神崎直人)
久本朋子 (木下朱美) 看護婦
菊池則江 (恩田晴江) 看護婦
中野公美子 (花岡香代子) 看護婦
蛍雪次朗 (新井勝治) 義彦の義父。小料理屋
立石涼子 (新井和子) 義彦の義母。金がないので手術しないと言う
田山涼成 (川田洋一) 地方の公務員?
大滝秀治 (森岡四郎) 医者。倉本彩の父親代わり
西川義郎 (勝又) 拓巳の友人
三貴将史 (青木) 拓巳の友人
戸村美智子 (タキ)
加藤善博 (前田) 医師。美幌別診療所の後任
田島穂奈美 () タイトルに出る少女

guest
寺田千夏、情野真由美、中川彰、星子佳、橋本和人
喜多川なみ、上原由恵

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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