カミさんの悪口2
(TBS 1995年1月8日〜3月26日)

原作/村松友視 
脚本/山元清多
プロデュース/八木康夫、磯山晶 
演出/清弘誠、桑波田景信、鈴木早苗、鴨下信一


第1話 1995年1月8日 大安不吉日
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小泉肇、茂木修二郎、片桐安男は結婚式場に来ていた。
結婚する男女の姿を見て、三人は色々と会話する。
40秒に一組は結婚し、2分47秒に一組は離婚している現実。
そもそも結婚とは何なのか?赤の他人が何が良くて一緒になる
のか?。面倒な手続きによって互いを縛り合っているだけだと
する片桐。食う、寝る、やるという欲望を満たす為ではないか?
という。少々の不自由は我慢すれば、男性にとって全てが無料
で手に入るものだという。しかし結婚していけば、それは男性
によるものではなく、妻が無料で手に入れるものである事が
分かるという。全ては男の都合で結婚したかに思うが、実際
には女の思惑通りになっているのだとの事だった。

肇は式の当日、朝から落ち着かない状態だった。
なかなか二階から下りてこない妻・
由起子を呼ぶ肇。
すると二階から和服をしてくる妻の姿がある。何時の間にそんな
着物が合ったのか?とするが、結婚前から持っていたものだとい
う。電話でタクシーを呼び、肇はスピーチの練習をする。
仲人は初めてであり緊張すると共に、仲人の件は茂木たちに
押しつけられたものだと告げる。由起子は自分たちは駆け落ち
同然で結ばれ結婚式だってしていないのに、他人の仲人なんて
と愚痴る。サラリーマンには断れない時もあるんだと告げ、
妻に理解を求める。

結婚式場では、受付に社員の
山田雅子とその後輩・安田紀子
立っていた。山田は結婚するには綿密な計画が必要だとし、
自分は式場から新婚旅行先まで想定しているという。後は相手
が見つかるだけですねと語る。

一方三人組・肇と修二郎と安男は、式場に訪れる若い女性を
見て盛り上がる。
三上は肇を呼びに来ると、山田は三上たちに
自分の存在をアピールし、誰かいい人が居ないかと呟く。
修二郎と安男は、結婚式に出席する女性は皆綺麗にしている事
を告げると、女性は次に誰が結婚するのか張り合っているので
その分、式に出席する女性の美しさにも磨きがかかっている事
を告げる。

肇はスピーチの練習。茂木は主賓としてのスピーチを求められ
るが、出来ないと駄々をこね始める。茂木と今回結婚する真琴
は社内で不倫関係にあり、それがバレそうになると適当な相手
を見つけて彼女を結婚させていたのである。その事を肇は聞い
てしまい、
大場咲の件で懲りている(シーズン1のエピソード)
だろうに何度繰り返すのかと非難。肇は俺も片棒をかつがされ
ていたとして、茂木を非難するのだった。

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シーズン2

昔シーズン1も見たことがあるんだけど、すっかり忘れていた。
篠ひろ子さんが懐かしすぎる。
現在女優休業中みたいだけど、またドラマで見てみたいな。
増田未亜さんがクレジットされている所も、とても嬉しい。

中年男たち

肇と修二郎と安男の三人トリオ。
シーズン1から修二郎の浮気癖は治っておらず、今回も大波乱
が起きそうな感じ。

真琴と三上

二人が結婚する所から始まるけれど、真琴は新婚旅行に於いて
成田から直帰してしまう。
行くところのない真琴は小泉家に泊まるが、そのまま居座った
りしていくのかな。

なかなか来ない早乙女寿司

結婚式の帰り、みんな家が近いこともあって、小泉家に集合。
オマケに山田雅子も絡んでくるけど、肇の事が好きみたい。
自分の立場をわきまえつつも、それでも食らいついてくる所が
とても面白いな。

肇と由起子の大喧嘩

取りあえずシーズン2最初の出て行け!との夫婦の大喧嘩。

妻は36万円もする着物を新調するし、肇は会社での立場を
気にして媒酌人を引き受けてしまう。
真琴の旦那が取引先のお得意さんなだけに、別れは許されない
みたい。

小泉肇 …… 田村正和 (本部長)
茂木修二郎 …… 橋爪功 (常務)
片桐安男 …… 角野卓造 (社員)
茂木スミ江 …… 岡本麗 (修二郎の妻)
山田雅子 …… 久本雅美 (社員)
大野真琴 …… 渡辺満里奈 (三上と結婚するが・・)
三上聡 …… 大沢たかお (取引先の社長の息子)
安田紀子 …… 増田未亜 (社員、山田の後輩)
大場咲 …… 松本明子
小泉由起子 …… 篠ひろ子 (肇の妻)


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