カミさんの悪口2
(TBS 1995年1月8日〜3月26日)

原作/村松友視 
脚本/山元清多
プロデュース/八木康夫、磯山晶 
演出/清弘誠、桑波田景信、鈴木早苗、鴨下信一


第8話 1995年2月26日 ヤキモチのススメ
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三人は同時に風邪を引き病院へと足を運ぶ。
待合室で看護師を物色しながら、三人は妻たちが事情も分から
ず、すぐに話に首を突っ込みたがる所を非難。どうして一歩
下がって主人のことを見守ることが出来ないのか?と呟くと、
慎みがないと非難。電話の応対に於いても、俺にかかってきた
電話にも、何の用事か?としてどんどん話に介入してきたり、
カミさんと買い物に行くと倍の時間はかかるという。しなくても
良いことをして問題をこじらせ、そのくせいざというときには
逃げ回ってくるから収拾がつかなくなるという。

一方その頃、スミ江と由起子は二人で夫達を愚痴り合い。
特に机の上など散らかしっぱなしにして片付けない事を引き合い
にだし、私たちが片付けなければ誰が肩付けるのかと告げる。

三上は肇が真琴と付き合っていたと本人から聞いた事で、思わず
肇のことを殴り飛ばす。肇は茂木の事には言及せず自分で罪を
かぶる形になった。そんなやりとりを真琴は影で聞いていた。
三上が帰宅した後、肇は鏡に向かって殴られた後を確認していた。
真琴が肇の前に出てきて、嬉しかったと呟く。三上の事について
はもう良いという。自分で結婚を壊しておいて、本当の事が
言えなかったのに、肇に庇ってもらった事を済まなそうにして
いた。これ以上は迷惑は掛けられないという。しかし肇は君が
居なくなられると困るとし、今日はここに泊まっていけば良い
と告げる。幸い妻もしないし、自分はここに布団を敷いて眠る
と語る。

翌朝、真琴に起こされる。既に朝ご飯が作ってあるという真琴
と楽しい朝食。しかしそこに由起子が帰宅する。今日の夕方に
帰宅する予定ではなかったのか?とするがスミ江がぎっくり腰
になったという。由起子は昨晩電話したときに様子が可笑しい
と思ったという。肇は帰宅したら説明するとするが、由起子は
嫉妬していた。

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三上は肇を殴り飛ばす

7話の録画に失敗していたので、7話でこういう展開になったの
かな。真琴が茂木と繋がりがあるというよりも、自分と関係が
有ったとする方が、影響が少ないと感じたのだろうか?

今回のテーマ

でしゃばるという事。
夫達は妻のでしゃばりを指摘、妻達は夫のでしゃばりを指摘する。

夫は机の上一つをとっても片付けないとする辺り耳の痛い話
なんだけど、確かに片付いていなくても机の上って勝手に
片付けられたくないのよね。

肇は真琴と、由起子は三上と・・

互いに若い異性のものたちと一晩を過ごした。

普通の夫婦ならばもっと互いに疑うべきものが有ると思うけど、
この二人ならば浮気するとは思えないし、上司として家族として
信頼されている事もあって、流石に裏切れないだろうしね。

スミ江のギックリ腰

片桐の奥さん、そして由起子さんと、みんな妻達は心配して、
茂木家に集合する。その事で折角休んでいた茂木も会社に
出ざるを得なくなった。確かに妻達三人が居る家に居たくない
気持ちも分かるな。

由起子は真琴のハッキリしない態度にしびれをきたす。

確かに真琴のうじうじした態度は見ているとドラマとはいえ
精神衛生上よく無い。
最終的には三上と結ばれるのだろうけど、一度三上の気持ちを
真琴から離させる事で、上手く真琴に危機感を与えると共に、
自分自身について改めて考える機会を与えた。

真琴は仕事場に復帰

ようやく婚約前の正常に戻った形だけど、社員にも婚約が
失敗したことを告げるのかな。まぁ主要な人たちはみんな
失敗していることを知っているし問題はないけどね。

茂木に真琴を諦めさせる

忠告を無視したらバラすぞと脅すことで一応ひき止まらせる事
になる。しかしキャバ嬢とまたよろしくやろうとしているし、
有る意味病気かも。


小泉肇 …… 田村正和 (本部長)
茂木修二郎 …… 橋爪功 (常務)
片桐安男 …… 角野卓造 (社員)
茂木スミ江 …… 岡本麗 (修二郎の妻)
山田雅子 …… 久本雅美 (社員)
大野真琴 …… 渡辺満里奈 (三上と結婚するが・・)
三上聡 …… 大沢たかお (取引先の社長の息子)
安田紀子 …… 増田未亜 (社員、山田の後輩)
大場咲 …… 松本明子 (元、茂木の愛人、6話に登場)
小泉由起子 …… 篠ひろ子 (肇の妻)

高橋あっこ、掛田誠

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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