魔女の条件
(1999年・4月期木曜22時枠)

脚本/遊川和彦
演出/土井裕泰、難波一弘、片山修
プロデューサー/八木康夫

http://www.tbs.co.jp/drama_archive/majo/index-j.html


第7話 逮捕

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今ならば引き返せる。お前らの行く所など無い。
去り際に大に言われたセリフが気になりボーっとしていた未知
は事故を起こして車をダメにする。
車を乗り捨て歩いていく二人は、私達の気持ちは誰にも分かっ
て知れないと言う。しかし光は伯父さんが言っていたように
人生には意味のないことなど無いとして、これから良いことが
有ると信じようと元気づける。

光の負傷が思ったよりも酷く病院に診せると、肋骨にヒビが
入っているので2、3日の入院が必要だという。
一方その頃大は鏡子にあと一歩の所で逃げられた事を報告。
捜索願を出した方が良いと告げる。
光たちが入院している先に警察が訪れ二人を捜しているのを
知った未知は光を連れて逃げ出す。

東京に戻った大の心配をする桐子が彼の元を訪れる。
大はもう少しで未知を連れて帰ることが出来たと告げ、未知に
自分が連れ戻しに言ったのは桐子が密告したと知り責め立てる。
二人の居場所を聞くも桐子は知らないという。落ち込む大に
対して、私ではダメかと迫るが、逆に帰れと怒鳴られてしまう。
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逃避行の末たどり着いた先で一時の幸せが訪れたかと思えば
鏡子の執念は凄まじくあっさりと見つかってしまう展開だった。

今回は何と言っても木下純のエピソードが描かれたこと。
東京と福島という離れた関係だったので、彼女のエピソードを
どう扱っていくのか気になっていたのだが、電話でのやりとり
の末、彼女の元へと向かうことになる。

未知は虐待されている木下純の事を一緒に福島に連れて行くのか
と思ってみていたが、意外にも東京に置いてきてしまうのね。
虐待している父に、足は人を傷つけるのではなく、苦しくても
辛くても前に進むためにあるという。手は愛する人に触れたり
抱きしめたりするためにあるとして彼女を包み込む姿は、もう
腰掛けで教師をしていた頃とは違う姿だね。

光と未知、二人が互いに離れているシチュエーションを作り
その間に母親は光の元に詰め寄っていくのだから、なんとも
憎いシナリオ。しかし海の絵を見ただけでよく光があの場所に
ピンポイントで居ることを見つけたね。

未知はアルバイト先として漁港で働いていた。
働くお姉さんの姿がなんとも可愛らしい。
それにも増して今回山田麻衣子が可愛らしかったな。
ツッパリ通してきた彼女が弱さを見せた場面だったからだろうか。
この髪型がとても似合っている。
服を脱ぎだしたときは驚いたが、これであの父親が現実を見直す
様になれば良いんだけどね。

6/30付けの山田麻衣子さんのblogで魔女の条件の再放送の件
を取り上げてます。

広瀬未知(26)…… 松嶋菜々子 (陵星学園、数学の教師)
黒澤光(17)…… 滝沢秀明 (転校してきた生徒)
北井大(30)…… 別所哲也 (東陽銀行勤務。未知の婚約者)
菅井美春(21)…… 緒沢凛 (家庭教師)
宇田桐子(26)…… 西田尚美 (東陽銀行勤務)
木下純(17)…… 山田麻衣子 (生徒。気難しそう)
五代優(42)…… 山口祐一郎 (医師)
岡島教頭(50)…… 田山涼成 (教頭)
松岡教諭(35)…… 温水洋一 (教師)
下田主任(45)…… 角替和枝 (教師)
広瀬憲一(59)…… 辻萬長 (父親、校長)
広瀬素子(54)…… 白川由美 (母親)
黒澤鏡子(39)…… 黒木瞳 (光の母、)

永田杏奈、東野佑美、日垣はるか、井上孝幸、小山雅也、原功一

木下純の父 …… 石丸謙二郎 (アルコール中毒)

伊藤正博、椎名茂、竹内靖司、市川勉、青柳文太郎、森山米次
瀬戸将哉、笹岡兄、鈴木のり

山田麻衣子さんのblog
http://ameblo.jp/yamada-maiko/

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