魔女の条件
(1999年・4月期木曜22時枠)

脚本/遊川和彦
演出/土井裕泰、難波一弘、片山修
プロデューサー/八木康夫

http://www.tbs.co.jp/drama_archive/majo/index-j.html


第11話 自由の国へ

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鏡子は退院する。母の精神的なケアの為に付き添うのは光
だった。未知とは傷つけ合わない為に別れた訳だが、光には
愛しているのに別れるという行為が理解できなかった。

一方未知は桐子のアパートに居候する。桐子はこれまで夢に
描いていた調理師免許を取るため勉強を始める。桐子は未知に
本当に一人で育てるのか尋ねる。

未知は就職活動を行う。
教師として再び働こうと思うが、面接の際前の学校をどうして
辞めたのかという質問に、担任していた生徒を好きになった
からだと本当のことしか言えず、常に不採用になる。
しかしある生徒と教師の信頼関係がゼロの学校でようやく採用
されることになる。彼女の正直さが信頼関係の回復に上手く
助けになってくれると考えたものだった。
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いよいよ最終回。果たして二人は幸せを掴むことが出来るのか。

最終回なので整合性を図るような展開だった。
例えば未知と桐子の関係を正常化させ、また日常生活として
機能するような生活に戻らせた感じだし、五代が奪った病院
の件も不正していた事実が発覚することにより逮捕されて
また鏡子は結婚する前のポジションに戻った。

素子と憲一の関係も気になっていたが、憲一がかつて二人が
一緒になったときのことを思い出させて、未知を幸せにしよう
としていた時の気持ちを上手く引き出した。
素子がピアノを始める辺りはちょっと違和感が有ったけどね。

一方的に別れを切り出された光は完全に迷走状態。
しかし美術館で倒れた未知の母体が危ない事。未知の母・素子
の説得によって上手くまた二人の関係が近づいた。

ドラマとしての結論としては自由の国など無いとの事。
自由とは自ら居る理由との事で生き続けないと意味がなく、
自由は自ら作る物だとして、心中しようとする光の心に訴えた
形になった。

広瀬未知(26)…… 松嶋菜々子 (陵星学園、数学の教師)
黒澤光(17)…… 滝沢秀明 (転校してきた生徒)
北井大(30)…… 別所哲也 (東陽銀行勤務。未知の婚約者)
菅井美春(21)…… 緒沢凛 (家庭教師)
宇田桐子(26)…… 西田尚美 (東陽銀行勤務)
木下純(17)…… 山田麻衣子 (生徒。気難しそう)
五代優(42)…… 山口祐一郎 (医師)
岡島教頭(50)…… 田山涼成 (教頭)
松岡教諭(35)…… 温水洋一 (教師)
下田主任(45)…… 角替和枝 (教師)
広瀬憲一(59)…… 辻萬長 (父親、校長)
広瀬素子(54)…… 白川由美 (母親)
黒澤鏡子(39)…… 黒木瞳 (光の母、)

矢島健一、真実一路、関山森彦、相田美和、田中啓三
堀江智子、石川智徳、原知美、大川征義、柴山香織
鍋嶋健一郎、武久亜実、小原和浩

山田麻衣子さんのblog
http://ameblo.jp/yamada-maiko/

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