恋愛結婚の法則
(1999年7月7日〜9月22日)

脚本/樫田正剛(1)(2)(4)(6)(8)(10)、金子ありさ(3)(5)(9)
大森美香(7)
プロデュース/金井卓也、東海林秀文
演出/松田秀知、奥本亮

http://www.fujitv.co.jp/b_hp/marriage/index.html


第10話 マリッジブルーの訳は彼


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朝子と喧嘩した千明は家を飛び出すが、隣の助川にお世話にな
っていた。
そんな中朝子は仕事上、大口の客を獲得し評価されていく。
朝子は帰宅する時に道ばたでばったり耕三の父・拓也と遭遇
する。彼は実の結婚を祝うために29年ぶりの再会を果たそう
としていたのだが・・・
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朝子はついに洋介から結婚しようと言われるモノの、いざ告白
されてみると戸惑ってしまう。しかも別れたはずの耕三の結婚
観を聞き改めて耕三の人間性に目を向けていく。

朝子って最初から耕三の事を面と向かって見ていないので、
ここで彼の存在を振り返ると言ってもその後、恋愛から結婚に
成就するかと言われるとあんまり説得力がない。
結婚観というと聞こえは良いが、「ありがとう」と言われる
事がそんなに大事なことなのかと思ってしまう。

洋介が何故朝子の事を好きなのか全く理解できない中で、プロ
ポーズするものだから、全く感情移入できるものもなく、
彼との結婚を否定する理由も、結婚はあくまで本人同士のもので
家族とは距離を置くというスタンスが気に入らない為なのか?

もうすぐ33歳という朝子にとって、本当に結婚したいものなの
だろうか。結婚相手に求める物がなんなのかよく分からず、
ここまで結婚せずに意固地になって来た独身を打ち崩すものとは
何なのか。

今回耕三のセリフはとても良かった。
とてもしっかりとした人間性であることが分かったし、これで
朝子が一度でも彼に惹かれている過去があると面白いんだけど
このセリフ如きで折角手に入れた洋介との関係を壊せるもの
なのだろうか。

実と父親の関係はどうでも良かったかな。
和解できて良かったねという事で。

「子供の晴れ着を見たいから結婚して欲しい 65.5%」
「結婚の決め手は? 1位 相手の性格、2位 一緒にいて楽、3位 自分への愛情の深さ」
「女性は多少男性に依存して生きていく方が良い 65.0%」

中嶋朝子:小泉今日子 (32歳独身。HIKARI BEER営業)
浜崎耕三:柳葉敏郎 (朝子の見合い相手)
宇都宮洋介:柏原崇 (HIKARI BEER営業)
浜崎実:北村総一朗 (耕三の兄)
三条理子:西田ひかる (大家)
林遥:小雪 (洋介の彼女)
斎藤豊:伊藤高史 (HIKARI BEER営業)
中嶋千明:小林聡美 (朝子の義姉)
中嶋美季:大平奈津美 (千明の娘)
中嶋透:阿部寛
東部長:小野武彦 (HIKARI BEER)
神山:八嶋智人 (結婚相談所)
助川邦夫:近藤芳正 (隣人)
三条芳夫:新克利 (理子の父)
神田弥生:遠山景織子 (耕三の見合い相手)
浜崎拓也:中村嘉葎雄 (耕三の父)

伊藤正之、秋山菜津子、樋渡真司、宮田早苗、大野雅子
嶋崎伸夫、中根徹

近藤典子、瑠川あつこ、小高早紀、清水紘治、中島ゆたか
大河内浩、高木みち子

評価:★★★★☆☆☆☆☆☆ (4.0)

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