王様のレストラン
(1995年4月期・フジテレビ水曜21時枠)

企画 石原隆、斉藤秋水
プロデューサー 関口静夫
脚本 三谷幸喜
演出 鈴木雅之 、河野圭太
演出補 東海林秀文、小池哲夫、小山田雅和
プロデューサー補 柴田圭子
音楽 服部隆之


第11話 奇跡

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千石は店を去り、月日は流れる。

煙草を吸う稲毛に注意するしずか。料理人は舌が命なのだから
と喫煙を止めるが、自分だって吸っていただろうと愚痴の稲毛。

禄郎から久しぶりに朝の挨拶の場で店をやる上での覚えておく
べきことが発表される。
禄郎は駅に客人を迎えに行くという。禄郎が人を迎えに行くと
聞いて厨房では誰が来るのかと噂になる。

そんな中、店には橋幸夫が来店する。
ウチもそれだけ有名な店になったと言うことなのか?と喜ぶ一同。
しずかは興奮を抑えきれず、彼に挨拶しに行くとするが、梶原
からは有名人扱いされる事を嫌うだろうから握手するだけにし
てもらえと言われる。しかし戻ってきたしずかは全然違う人だ
と文句を言う。

範朝はまた新しい事業を画策していた。そのやりとりを電話で
しているのを聞いた政子は危険な感じを受けたとして彼を問い
詰める。範朝はベランダで飼える牛の開発だとして理解を求める
が、政子は目の前で範朝が持つ資料を破り捨てる。

梶原は橋幸夫からサインを貰って一人浮かれるが、和田は別人
だとして一蹴する。

そんな中、禄郎は千石を連れて店に戻ってくるのだった。
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37のS

もうここまで行くとどうでも良いって感じのネタかも。

さっとやる、しっかりやる、すっとやる・・・・
ややどすべり感。

橋幸夫を見間違えるしずか

余程彼女の中では過去の橋幸夫蔵が印象に残っていたのだろ
うか?

千石はメニューに無い物を頼む。

リー・ド・ヴォー(仔牛の胸腺肉の部分)の料理や、舌平目の
キャスロレット風。クルヴェットの料理、そして74年物モンラ
ッシェ(フランスブルゴーニュ地方産辛口白ワイン)。
このドラマではやたらと舌平目の料理が出てきたね。

しずかに対する挑戦なのか?

稲毛のリベンジ

乙女座とふたご座は相性が悪いんだよとして、千石へのデザート
を出す事への拒絶感を示していた彼。
しずかの乳を揉ませてやると梶原が言ったのに続き、溺愛して
いる畠山も許可を出す。
セクハラだけどこういうネタって笑えるなぁ。
しずかのリアクションが見物だと思ってしまう辺りは、ちょっと
下品か?

稲毛はフルーツグラタンを作る。

アングレーズが粉っぽい。濃度が濃い、リキュールも強いと
ダメだしを貰うが発想・独創性は良いとの評価を受けた。
そして彼から数々の非礼を許して欲しいと謝罪を受け、稲毛の
蟠りとトラウマは溶けたのではないか。


橋幸夫、服部幸應、坂井宏行がゲスト出演

客として出演。

鉄人・坂井はレストラン「ラ・ロシェル」のシェフ。


千石 武(松本幸四郎) ギャルソン
原田 禄郎(筒井道隆) パトロン
磯野 しずか(山口智子) シェフ・ド・キュイジーヌ
三条 政子(鈴木京香) バルマン
水原 範朝(西村雅彦) ディレクトール (支配人)
梶原 民生(小野武彦) メートル・ド・テル(給仕長)
稲毛 成志(梶原善) シェフ・パティシエ
大庭 金四郎(白井晃) ソムリエ
和田 一(伊藤俊人) コミ(食堂係サブ)
畠山 秀忠(田口浩正) スー・シェフ(副料理長)
佐々木 教綱(杉本隆吾) プロンジュール(皿洗い)
ジュラール・デュヴィヴィエ(ジャッケー・ローロン) ガルド・マ
ンジェ
前オーナーシェフ(中村嘉葎雄)

ナレーション …… 森本レオ

橋幸夫、服部幸應、坂井宏行


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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