恋ノチカラ Power of Love (2002年1月期) 脚本／相沢友子 演出／若松節朗(1,2,5,7,11話)、村上正典(3,4,6,8,10話) 村谷嘉則(9) http://wwwz.fujitv.co.jp/jp/b_hp/power/

第4話 クレームの嵐!!求む営業マン

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春菜は貫井に感謝された事に対して違和感があった。
籐子から近い内にお礼もかねて祝賀会をやると告げられても、
春菜はどこか浮かない顔。春菜は思い切って籐子に貫井のこと
が好きなのか尋ねる。そして感謝されたことに対して嘘をつい
てしまったとして洗いざらい告白する。

そんな中、楠木文具の社長からクレームが来るようになる。
それに対応するためには手慣れた営業担当の社員の必要性を
訴えるようになる。
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貫井と春菜の関係。
あくまで感謝で付き合っている様な台詞しか言えない貫井だが
そんな態度に嫌気を指した春菜の態度を汲み取り、今度は上手
く自分の意思でデートを申し込んでいる事を告げる。
これまでデートであることを否定していただけに、ここできっ
ぱりデートだと言ってのける辺りが効果的に現れている。

メインの話は貫井に対して何故吉武が嫌っているのかが判明
する事。
とても上手いのが、裏では春菜の存在をやっかむ須田真季の
存在を抽出したことか。

人には無いものを持っている事。それを当たり前にやる人に
とってどうやっても出来ない人にとっては面白くはない。
貫井の正論も分かるが大多数は籐子の言った言葉に共感する
ハズだ。例えそれが逆恨みであっても、正しいことが正しく
思えない事もあるという彼女の庶民的な切実な訴え。
吉武の怒りの矛先を上手く貫井から自らに向けさせ昇華させる
辺りはとても良くできていたし、すぐにそれらが結果と表れた
かのように前向きにさせる辺りはドラマとして気分良く見る
事が出来た。

それにしてもやっぱり春菜さんは良いな。
冒頭から隠し事は出来ない、嘘はつけないとばかりに、疑問
に思うことや心に引っかかることをすぐに籐子に告白していた
ね。この頃の矢田亜希子は無敵だと言わんばかりの可愛さが
あるな。

本宮籐子(30) - 深津絵里
貫井功太郎(35) - 堤真一
倉持春菜(23) - 矢田亜希子
木村壮吾(25) - 坂口憲二
寺石香里(28) - 久我陽子
須田真季(30) - 猫背椿
長谷川郁子(21) - 菅原禄弥
楠木賢明(60) - 志賀廣太郎
吉武宣夫(40) - 西村雅彦

倉持賢 - 児玉清
倉持澄子 - 木野花

伊藤紘、佐渡稔、朱源実、大沢恵介、那須正江、角本麗美
村山歩、佐野崇、清水優子

評価：★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)