トリック2
(2002年1月期・テレビ朝日金23時枠)


第4話 100%未来予知〜新たなナゾ

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奈緒子と矢部は未来を見通せるという占い師・鈴木吉子の謎を
探るために潜入捜査をする。
目隠しをされて連れて行かれた先で、本日占ってもらえる者が
発表される。
長部は貢ぎ物として大事そうにバッグを抱えるのを見て、奈緒
子は、吉子が未来を見通せるのはウソなので金を渡すならば
辞めた方が良いと忠告する。到着した時に見せられたVTRには
トリックが隠されているはずだとして、改めてVTRを見返すと、
VTRでは別の予言をしていた事が分かり、途中でセリフをすり
替え差し替えられていた事が分かる。

そんな中、声が聞こえるとして奈緒子は吉子が近くにいるもの
だとして辺りを捜索すると、そこには大内マツという女性が手足
を縛られている姿があった。信者の一人がバッグの中に金を
入れてマツに預けておいたら盗まれたので捕まえたという。
しかし奈緒子はバッグを調べると中は冷たくなっているのを
知り恐らくドライアイスでも入れて置いて盗まれたと偽装した
のだろうと見抜く。
奈緒子は人を探しているとマツに告げ、時間の穴について何か
知っていることはないか尋ねると、この一帯は昔から神隠しの
伝説が有り、神隠しにあった女の子が有るとき戻ってきた際に
明日の世界に行ってきたと告げたのが始まりだという。その女
の子は次の日のことを言い当ててしまったと。

翌日時間の穴について捜索している奈緒子たちの前に、瀧山と
いう男性が声を掛けてくる。瀧山は奈緒子達が時間の穴を探して
いるのを知り、自分と手を組んで時間の穴を探さないかという。
瀧山は彼女から直接未来の予言を実証して見せられた事を告げ
る。しかしそれを聞いて奈緒子は簡単な手品のトリックである
事を告げる。
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殆どはマジックのトリックの様なやりとり

鈴木吉子が未来を読めるその証拠を見せるわけだけど、彼女が
語るのは未来に関することではなく、マジックを見せているだ
けっていうのは気のせいですか?マジシャンである奈緒子は
上手くトリックを暴いていく。

次郎は一体何をしているのか?

役割が何なのかイマイチ分からない。
奈緒子に接触せずにマツを通してコミュニーションを取るのは
何の意味があるのだろうか。

奈緒子がやっぱり可愛い。

奈緒子が吉子を出し抜いて金を儲けようとしたときに矢部に
突っ込まれる時の奈緒子の表情がまた素晴らしいな。
二度に渡るボケツッコミ。あの顔は忘れられない。

未来を予知する次郎の手紙。

今回の内容の中でも一番面白かった小ネタのやりとり。
矢部達の行動・リアクションが手紙の中に書いてあるというもの。

瀧山との絡みはイマイチ。

トランシーバーを使う意味もなんかあんまり効果的ではなかった
な。結局デカいという事くらい。"呪""怨""叫"の箱も予言する
ほどのネタでもなかったし。

最後にコップの中の毒を飲む対決

予言と言うよりもやっぱりマジックだなぁ。
この窮地どう切り抜けるのか。
そういえば奈緒子は手紙に書かれた"窮地"が読めなかったぞ。


山田奈緒子 …… 仲間由紀恵 (自称売れっ子奇術師)
(少女時代:塚本璃子)
上田次郎 …… 阿部寛 (日本科学技術大学の助教授)
矢部謙三 …… 生瀬勝久 (公安部所属の警部補)
山田里見 …… 野際陽子 (奈緒子の母。書道家)

鈴木吉子 …… 銀粉蝶 (占い師)
清水 …… 升毅 (吉子の秘書)
長部由起夫 …… 伊藤俊人 (鈴木吉子を信仰する男性)
瀧山 …… 光石研 (鈴木吉子の信者の不動産屋)
中野 …… 大河内浩 (鈴木吉子を信仰する中年男性、元証券マン)
大内マツ …… 絵沢萌子 (鈴木吉子の使用人)

保積ペペ、斎籐歩、高野祐治、斎籐絵里奈


評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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