相棒
(2003年度10月期・2004年度1月期TBS)

プロデューサー - 松本基弘、香月純一・須藤泰司・西平敦郎
脚本 - 輿水泰弘(1)(2)(10)(11)(13)(18)(21)
櫻井武晴(3)(7)(8)(15)(16)、砂本量(4)(5)(6)(9)(14)(17)
深沢正樹(12)(20)、坂田義和(19)

http://www.tv-asahi.co.jp/aibou_02/


第7話 消えた死体

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借金取りの若杉栄一はこの日、葬祭屋を経営する阿部の借金
の取り立てのためにアパートの一室を訪れる。
すると彼は既に息絶えており、遺書を手にしていた。それを
読んだ阿部は自分の取り立てのせいで亡くなったとして、急い
でアパートから飛び出し、遺書を破り捨てる。しかしヤミ金の
社長・多治見治は亡くなったという証拠を持ってこいと命令し
写真を取りに戻らせる。すると遺体がどういうわけか無くな
っていたのである。果たして遺体は何処に行ったのか?
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再放送だけ有って、ちゃんと全話放送しないのね。
一気に7話に話が飛んでしまった。10月の新シーズンまでに
多くのエピソードを放送して欲しいな。

さて事件は消えた遺体の謎について。

人の死体を手に入れるのはそう簡単ではないという事で、
葬儀屋である妻が疑われる。事件当日に阿部葬祭が担当した
家を調べていく。

このドラマを成立させるためには幾つかの条件があった。
その一つは借金取り・栄一が借金をしている阿部賢と面識が
無いこと。
事件当日に賢と似たような年齢・背格好の葬式が執り行われる
事。

人の遺体を使うというなんとも大胆な作戦だが、厳密に言えば
すぐに足が付いてしまいそうな事件なのかもしれない。

結局棺に描かれていた子供の落書きが決定的な証拠として
使われた。まさか無意味に存在していると思っていたシーンが
犯行の立証に役立つヒントになるところは面白いね。
最後のお菓子の絵を描いていたというのは、ちょっと出来過ぎ
かも。

しかし薫の元に尋ねてくるなんて信頼されてますね。
今回の件は右京も気が乗らずにいたので、薫の一押しと過去の
容疑者に対する寛容な視線が役だった。

こんな栄一とやり直そうとしている真子さん出来過ぎな女房か。
真子役の宮沢美保さん可愛かったな。何処かの感想の中でも
書いたかも知れないけど。

杉下右京 - 水谷豊
亀山薫 - 寺脇康文 (警視庁の運転免許試験場)
奥寺美和子 - 鈴木砂羽 (帝都新聞社会部記者)
武藤 かおり - 松下由樹 (弁護士)

宮部たまき - 高樹沙耶 (小料理屋"花の里"。元右京の妻)

若杉栄一 - マギー (ヤミ金の取り立てや)
阿部由紀子 - 宮地雅子 (賢の妻。葬祭屋)
若杉真子 - 宮沢美保 (栄一の妻。離婚しようかと思っている)
マスター - 田窪一世
多治見治 - 若松武史 (ヤミ金社長。喫茶店で右京と会う)
阿部賢 - 内野智

伊丹憲一 - 川原和久 (警視庁刑事部捜査第一課員)
三浦 信輔 - 大谷亮介 (警視庁刑事部捜査第一課員)
米沢 守 - 六角精児 (鑑識課)
角田 六郎 - 山西惇 (組織犯罪対策部)
内村 完爾 - 片桐竜次 (警視長)
中園照生 - 小野了 (警視正)
大河内 春樹 - 神保悟志 (主任監察官)
小野田 公顕 - 岸部一徳 (警察庁/警視監)
監察官 - 並樹史朗
斉藤刑務官 - 黒沼弘己

内野智、岳美、阿部朋子、倉橋悦子、梅田宏、志水正義
吉田浩二、久保田龍吉、藤村耕平

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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