ヤンキー母校に帰る
2003年 TBS

脚本/飯野陽子(1)、いずみ吉紘

http://www.tbs.co.jp/yankee/


第2話 2003年10月17日 非常事態


吉森が学校に初登校。
初めは低姿勢で出席を取るが、全く反応を示さない生徒達に
ついに激怒する。しかし次の瞬間クラスを間違えている事に
気がつき恥をかくことになる。
職員室では岩崎先生にお叱りを受ける吉森。朝のホームルーム
は生徒達にとって一番気を緩む時間帯であり、貴重な時間を
無駄にしたのだという。
春に編入してきたのは5人。少しずつ生徒同士も馴染んできた
訳だが、同級生とはいえ気軽には呼び捨て出来ない生徒がいた。
彼は奥村和人。年上で子持ちであり、ここに来る前はヤクザ
だったという彼。奥村もまた学校の雰囲気に慣れず、それでも
なんとか我慢していた。彼はキレやすい性格であり、事情を
知る岩崎は、キレそうになったら職員室に来てコーヒーで一服
しろとアドバイスを受けていた。
しかし彼の中の我慢もついに限界に達する。
新米の教師・屋敷にプライベートの事を聞かれ、胸ぐらをつか
んで押し倒してしまう。最悪、殴るまでには至らなかったが、
二度と話しかけると言って立ち去る。屋敷はその事を岩崎や
吉森に告げると、自分は3-Cの授業には出ないと言い出す。

今回は早くも3-Cを支えている教師の岩崎が病気で倒れて
しまう話しだった。
彼が居なくなることで、如何に彼の存在が大きかったのかを
知るハメになる。
クラスの統率は全く取れず、吉森が変わりに担任を担当しよう
とするが、それを見越した生徒達からは、担任面するなと
言われてしまう。

なんとなく的を射ていない話しだった。
屋敷先生が奥村に話しかけたのもコミュニケーションの一貫で
あり、それ程悪い事をしている訳でもないにもかかわらず、
何故か吉森は奥村の肩を持つ。
確かに彼には掘り起こされたくない過去が多そうだが、子供の
事を言われただけでキレるというのは、正常な日常生活は
送れないのではないか。

奥村と岩崎の関係もよく解らないし、何故3-Cの生徒がそんな
に岩崎のことばかりを慕うのか、その辺の事情が語られない
ウチは、納得いくモノが無いと思う。

吉森は岩崎の教えを実戦しようと奔走する。
特に体当たりでぶつかってくれた岩崎の行動。頭の上がらない
過去が早くも語られたことで、岩崎と吉森の関係は描かれた
事になる。
真摯にぶつかっていく先生に対して、今回一際目立って彼の
行動を嫌う生徒・常本あかねの存在があった。
岩崎という教師に溺愛しているのも分かるし、絶対の存在で
有ることは分かるのだが、そこまで毛嫌いしている理由も
知りたいね。
取りあえず吉森は無事意識を取り戻すのかが今後の興味の
示すところかな。

キャスト
吉森真也 - 竹野内豊 3-Cの副担任・社会科担当。
屋敷哲治 - 相葉雅紀 (嵐) 3-Dの副担任・国語教師
伊賀上直樹 - 平泉成 英語教諭。
猿渡誠 - 温水洋一 3-Dの担任・理科教諭。
加賀千秋 - 氏家恵 3-Aの担任・体育教諭
安藤由紀子 - 余貴美子 3-Bの担任・数学教諭。
岩崎達 - 原田芳雄 3-Cの担任・社会科教諭。
古賀なな恵 - SAYAKA
奥村和人 - 永井大
氏家徹 - 市原隼人
遠田ユキ - 市川由衣
千葉健太郎 - 忍成修吾
作田久美子 - 大塚ちひろ
嶋田哲希 - 石垣佑磨
常本あかね - 加藤夏希
二戸秀雄 - 速水もこみち
村瀬元哉 - 小池徹平
鳥居わかな - 邑野未亜
大日向順一 - 柄本佑
金井志穂 - 篠原涼子 学生寮の寮母の娘。
金井小夜子 - 市毛良枝 下宿のおばさん
小野寺隆 - ガッツ石松 酪農家
金井双葉 - 松尾瑠璃

3年C組生徒
伴正則 - 湯山大一郎
佐藤保 - 舛岡嶺
手塚真弓 - 松下萌子
井口大 - 三上大和
小暮太一 - 渡辺卓
末広礼二 - 星大雄
澤田ミカ - 高瀬友規奈
山口楓 - 伊藤梨恵
六条高志 - 長谷拓也
菊池愛 - 三村恭代
緒方薫 - 青木紗知歩
相川浩実 - 宮田大三
貴船千晴 - 小高早紀
鬼塚誠 - 池山孝明
橋爪信彦 - シンスケ
大竹修司 - 上吉原陽
阿部優夏 - 竹村愛美
北村慎吾 - 伊藤隆大
毛利美鈴 - 村田玲菜
萩原敬輔 - 植田健
東海林稔 - 宮崎将
八十島彰 - 村瀬純平
久米貴明 - 徳山秀典
向井宏之 - 日高圭智
渡辺桃子 - 住吉玲奈

guest
西山繭子

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