ヤンキー母校に帰る
2003年 TBS

脚本/飯野陽子(1)~(4)(6)(8)(9)(10)、いずみ吉紘 (5)(7)

http://www.tbs.co.jp/yankee/


第10話 2003年12月12日 俺の夢


母親に俺が立ち直ったところを見せたかった。しかし
それは自分を誤魔化すための言い訳だった。自分を偽ってまで
ステージには立てなかった。嶋田哲希は吉森の前でそれを告げ
て謝罪する。そして自分が学校を辞めることで責任を取らせて
くれるよう先生に話した。
校長は警察に説明に行く。警察は大麻事件に於いて、もっと
最初の段階で警察に相談に来るべきだと告げるが、校長は
警察がこの一件に関わっていたら生徒達は決して名乗り出なか
った事を告げる。殆どの場合物証が無く、信頼関係が有るから
こそ生徒達は名乗り出てくれたことを説得する。
安藤も生徒達は退学させない事で意見は一致。しかし何処からか
大麻事件はマスコミに流れ、79人が処分された事件だとして
大々的に報道されるのだった。

なんとなく中途半端な終わり方をしたような気もするが、
あくまでドラマは学校での話しが中心なので、家庭の事情など
は完全に丸投げの状態で描かれた感じだ。

大麻事件に於いて一度は関係が崩れ、そしてまた一致団結した
かに思えたが、マスコミが報道することによって、内定者や推薦
で大学を狙うモノが不合格になったりしていくうちに、再び
クラスの意識はバラバラになる。自分たちが犯した事件でもない
のに何故とばっちりを受けるのか。

それに対して吉森の出した答えは、やった奴だけの問題ではなく
周りで気づかなかった奴の責任であることも告げる。
そして仲間の存在だけは絶対に失いたくない事を告げ、再び
生徒達の心を一つにまとめた。

お前達は俺の夢だと語る吉森と生徒達の関係は見事結ばれ、
岩崎が居なくてもやっていけることが証明された格好だが、
最後に岩崎も復活の兆候が見られて万々歳。

今後大麻事件が二度と起こらないようにする為にも生徒達が
自主的に手形を取るというアイディアは良かったね。実際に
余市の学校で行われた事のようで最後にその様子が映像として
描かれていた。

キャスト
吉森真也 - 竹野内豊 3-Cの副担任・社会科担当。
屋敷哲治 - 相葉雅紀 (嵐) 3-Dの副担任・国語教師
伊賀上直樹 - 平泉成 英語教諭。
猿渡誠 - 温水洋一 3-Dの担任・理科教諭。
加賀千秋 - 氏家恵 3-Aの担任・体育教諭
安藤由紀子 - 余貴美子 3-Bの担任・数学教諭。
岩崎達 - 原田芳雄 3-Cの担任・社会科教諭。
古賀なな恵 - SAYAKA
奥村和人 - 永井大
氏家徹 - 市原隼人
遠田ユキ - 市川由衣
千葉健太郎 - 忍成修吾
作田久美子 - 大塚ちひろ
嶋田哲希 - 石垣佑磨
常本あかね - 加藤夏希 いじめっ子
二戸秀雄 - 速水もこみち
村瀬元哉 - 小池徹平
鳥居わかな - 邑野未亜
大日向順一 - 柄本佑 睡眠障害
金井志穂 - 篠原涼子 学生寮の寮母の娘。
金井小夜子 - 市毛良枝 下宿のおばさん
小野寺隆 - ガッツ石松 酪農家
金井双葉 - 松尾瑠璃
- 木野花

3年C組生徒
伴正則 - 湯山大一郎
佐藤保 - 舛岡嶺
手塚真弓 - 松下萌子
井口大 - 三上大和
小暮太一 - 渡辺卓
末広礼二 - 星大雄
澤田ミカ - 高瀬友規奈
山口楓 - 伊藤梨恵
六条高志 - 長谷拓也
菊池愛 - 三村恭代
緒方薫 - 青木紗知歩
相川浩実 - 宮田大三
貴船千晴 - 小高早紀
鬼塚誠 - 池山孝明
橋爪信彦 - シンスケ
大竹修司 - 上吉原陽
阿部優夏 - 竹村愛美
北村慎吾 - 伊藤隆大
毛利美鈴 - 村田玲菜
萩原敬輔 - 植田健
東海林稔 - 宮崎将
八十島彰 - 村瀬純平
久米貴明 - 徳山秀典
向井宏之 - 日高圭智
渡辺桃子 - 住吉玲奈

guest
橋本亜紀 - 西山繭子 (奥村和人の元妻)
氏家敬治 - 大和田伸也

唐十郎、中沢青六、徳永千帆子、末広矩行、臼田早利
三好沙織、三好詩織

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