エースをねらえ! (2004年1月期・木曜・テレビ朝日) 脚本／瀧川晃代(1)(2)(5)、金杉弘子(3)、高山直也(4) 演出／六車俊治 プロデューサー／三輪祐見子、森安彩 http://www.tv-asahi.co.jp/ace1/index.html

第6話 テニスへの冒涜
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全日本ユース育成プロジェクトの発足がマスコミの前で発表
される。プロへの近道であり、世界へと繋がる道だとしてみな
それぞれの思いを馳せ、練習を開始する。
宗方はひろみにプロの公式試合のVTRを見せて、ヒンギスが世界
を制したのは今のひろみと同じ年齢だとしてやる気を求める。
プロジェクト候補生となるための選考会はグループ別に分かれ
て総当たり戦。上位2位までが勝ち残りと言うこともあり、
ひろみは麗香や蘭子と別組みになった事に胸をなで下ろす。
最初に当たる選手は美咲優子というプレイヤー。どんな人物
なのか辺りを見回すと、ひろみの行動を察したのか優子本人が
彼女の前に現れ威嚇するような行動を見せるのだった。
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テニスをするならば男性との恋愛を制限されたことに対して
今回引きずるような話だった。

突然告げられる"世界"、"プロ"という言葉に気持ちの整理が付
いていない事。まさか自分が世界を狙う選手となるとは思いも
していなかっただけに、心と体のバランスを乱す話である。

そんな問題が急に浮かび上がった原因として、宝力冴子という
帰国子女のテニスプレイヤーとの出会いからだった。
彼女のテニスに対する姿勢はひろみの価値観とは違うモノで、
プロを目指している事や恋愛との両立を果たしている彼女の
行動に悩まされることになる。

色んな価値観のプレイヤーを描いたわけだけど、美咲優子という
キャラクターはちょっと不自然だった。プロらしくワンポイント
のジャッジにも拘りを見せるというのならば分かるのだが、
単なる我が儘でしかない。
そして選考会という割りに緊迫感が無く、プロに近い選手の割り
にプレイのレベルを低く設定し過ぎな感じも受ける。

蘭子と宗方仁の関係も改めて描かれ、蘭子がひろみに対して
固執する理由も描かれたことで、最後にビンタするシーンへと
上手く繋げたと思う。麗香がテニスに対する冒涜だといった
事も上手く発奮材料として繋がれば良いのだけど、今の彼女の
耳に届くモノかな。

岡 ひろみ　……　上戸彩 (高校1年。お蝶夫人に憧れる)
藤堂 貴之　……　吉沢悠 (西高男子テニス部のエース)
竜崎 麗香　……　松本莉緒 (“お蝶夫人”)
緑川 蘭子　……　酒井彩名 (加賀東高のエース)
尾崎 勇　……　石垣佑磨 (西高男子テニス部元キャプテン)
千葉 鷹志　……　柏原収史 (西高新聞部部長)
音羽 京子　……　金子さやか (西高三年生)
愛川 牧　……　森田彩華 (ひろみの大親友)
太田 健作　……　甲本雅裕 (大原高校テニス部コーチ)
岡 修造　……　高橋克実 (岡造園を経営するのんびり屋の父)
岡 美智子　……　高橋ひとみ (しっかり者の母)
竜崎 総一郎　……　夏八木勲 (テニス協会理事)
宗方 仁　……　内野聖陽 (蘭子とは異母兄弟)

星野美保　……　塩田みさこ
島真理子　……　平岩紙
若月葵　……　若葉由奈
高橋麻衣　……　セイラ
佐藤愛　……　神崎詩織
鈴木彩　……　斉藤ゆり
田中沙織　……　小野麻亜矢
渡辺あゆみ　……　大久保綾乃
伊藤瞳　……　桜川博子
吉田由佳　……　長谷川恵美
中村恵　……　水野はるか

宝力冴子　……　ベッキー
蘭子の母　……　松本圭未
美咲優子　……　菅原禄弥

栗田よう子、亀井彰夫、夏秋佳代子、藤原まゆか、米山信之
島経佑

夏秋佳代子さんのblog
http://blog.goo.ne.jp/teamnuts3-mail/

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