エースをねらえ!
(2004年1月期・木曜・テレビ朝日)

脚本/瀧川晃代(1)(2)(5)、金杉弘子(3)、高山直也(4)(7)
演出/六車俊治
プロデューサー/三輪祐見子、森安彩

http://www.tv-asahi.co.jp/ace1/index.html


第7話 絶対無二の一球

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藤堂がひろみの事を好きだと知った彼女はより困惑してしまう。
宗方ともケンカ別れし、行き場を失うひろみは藤堂の家を訪れ
る。対応に出てくれたのは姉の綾。そこで藤堂が彼女のことを
応援してくれていること。更に一緒に世界にいけると思ってい
る事を聞かされ複雑な心境になる。
ひろみは音羽の元へと足を運ぶ。子供達にコーチを続ける彼女
は、子供達の真剣な眼差し、テニスを愛していることに魅せら
れコーチを引き受けたという。音羽と対戦した時のひろみの目
は子供達と同じだったと聞かされる。
ひろみは再びテニスと向き合いたいが、コーチとケンカ別れし
た手前バツが悪い。そんな時蘭子と出会い、コーチが二度と
テニスが出来ない体であることを聞かされる。それに比べれば
あなたの苦しみなどなんともないと告げられる。そして仁が
貴方を選んだことが間違いだったと証明するためにもあなたを
倒すと宣言される。
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テニスなのか恋愛なのか、両立できないモノなのかに悩む
ひろみの心情を描いた。
ここ最近ずっとこのネタで引っ張っているので多少の食傷感
が有りながらも今回の中でようやく、"愛する人の妨げになる
様な恋はするな"、"溺れるような恋愛はするな"と言ったコーチ
の意図が分かるような話だった。

四戦で四勝しないとユース選手に選ばれないという厳しい
条件が課せられ、蘭子や冴子と同じ組に属してしまう。

両立が出来ると発言していた宝力冴子が恋愛に破れ、自分の
テニスを乱していく姿を反面教師に、ひろみはコーチの言葉の
意味を掴んでいく。

しかし罪なことにそんな気持ちとは余所にひろみと藤堂が密着
するシーンを用意すること。

恋をするには資格がいる。その人以上に苦悩に耐える力を持つ
事だと悟る藤堂。

蘭子との対戦は当然ながら0-2で敗退。
ただ1セット目は最終セットまで持ち込まれた。
ドラマとしては一年が経過した格好だが、早くも超高校級の
選手と肩を並べるほどの力を持ち始めた。前回の対戦の時には
ボールに触れることさえ出来なかったのに・・・

確かに一年でその位置までこられれば実力が伸びる可能性の
有る選手の資格は十分。強引にユース入りしてしまったけど、
出来ればもっと展開はゆっくり描いても良いような気がする。

岡 ひろみ …… 上戸彩 (高校1年。お蝶夫人に憧れる)
藤堂 貴之 …… 吉沢悠 (西高男子テニス部のエース)
竜崎 麗香 …… 松本莉緒 (“お蝶夫人”)
緑川 蘭子 …… 酒井彩名 (加賀東高のエース)
尾崎 勇 …… 石垣佑磨 (西高男子テニス部元キャプテン)
千葉 鷹志 …… 柏原収史 (西高新聞部部長)
音羽 京子 …… 金子さやか (西高三年生)
愛川 牧 …… 森田彩華 (ひろみの大親友)
太田 健作 …… 甲本雅裕 (大原高校テニス部コーチ)
岡 修造 …… 高橋克実 (岡造園を経営するのんびり屋の父)
岡 美智子 …… 高橋ひとみ (しっかり者の母)
竜崎 総一郎 …… 夏八木勲 (テニス協会理事)
宗方 仁 …… 内野聖陽 (蘭子とは異母兄弟)

星野美保 …… 塩田みさこ
島真理子 …… 平岩紙
若月葵 …… 若葉由奈
高橋麻衣 …… セイラ
佐藤愛 …… 神崎詩織
鈴木彩 …… 斉藤ゆり
田中沙織 …… 小野麻亜矢
渡辺あゆみ …… 大久保綾乃
伊藤瞳 …… 桜川博子
吉田由佳 …… 長谷川恵美
中村恵 …… 水野はるか

宝力冴子 …… ベッキー
藤堂綾 …… 水野真紀

諏訪部仁、矢田有三、遠藤たかお、島綾佑、伊藤勝智
武田梓、上大谷優

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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