愛し君へ vol.11 (最終話)

脚本/坂元裕二
出演/菅野美穂、藤木直人、伊東美咲、玉木宏、森山未來、黒谷友香
はなわ、八千草薫(特別出演)、泉谷しげる、時任三郎
http://www.fujitv.co.jp/itoshikimie/index2.html

最終話のタイトルは「最後に見せてあげたいもの」。

互いの気持ちは分かっているものの、現実的な立場を考えるとどうして
も一緒になることが出来ないもどかしい展開。
とは言っても10話でかなり2人の身辺周りは整理されており、ここまで
来ると最終的な2人の行方は有る程度は想像が付く。

時任三郎がキューピット役に徹し事実を語る形で結ばれるのではなく、
なんとか"偶然"を装い、藤木直人が菅野美穂の事実を知って振り向いて
欲しかったです。

そんな中で最も興味を注がれるのは、タイトルにもある最後に見せてあげ
たいもの。又は最後に何を見るのかだ。そしてその最後の形をどんな演出
で彩るのか。

結果的には現実的な痛々しさや不安を取り外したような悲劇を極力避けた
ような構成でとても綺麗な形だった。

演出とはいえこの不安を取り除くと言うのがやっぱり夫婦の理想像なんで
しょうね( ´△`)

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