ベストドラマ100

脚本/林誠人
プロデューサー/丹羽多聞アンドリウ、田沢幸治
監督/安藤尋





ケータイ刑事・銭形零2nd
第10話 ケータイ刑事百回記念特別企画 ウマと呼ばれた男!
〜織田信長殺人事件〜(後編)

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赤坂の雑木林で強盗の容疑者を追跡中に穴に落ちた五代。
気がつくと400年前の世界に来ていることを知る。
すぐに零と柴田もその穴を通って五代を連れ戻そうとすると
共に、この世界に来ている容疑者が天下を取ろうとして動いて
いる事を知る。

信長は自分の首を狙おうとしているのが、ウマこと五代とその
仲間たちだと知り、三人を捕まえて打ち首にしようとする。
五代は情に訴えるが、全く効果もなく、寧ろ逆効果で信長を
憤怒させる。零はもう首がはねられようとする時、突然開き直
ったかのように信長に対して、わらわを斬れば天罰が下るだろ
うという。私の力を見るが良いとし、突然不気味に笑い飛ばした
かと思うと辺り一面が暗くなり始める。零はこの日が皆既日食
があることを知っていて、それを利用したのだった。信長は
恐れおののき、手をかけることはしないので光を戻してくれと
いうと、零は自分が操作しているかのように発言し、太陽の光
を取り戻していく。

零は信長に400年後の世界から来た事を告げ、携帯電話の写メ
を取ってみせると信長達は驚く。そして我々の時代からもう一人
悪人が来ていることを告げ、信長の首を狙っていることを語る。

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自分たちが歴史的事実を知っている事を利用して上手く事件を
解決していくというもの。

まぁ言葉遣いなどを調べていけばすぐに当時の人かどうか分かる
というものだしね。

ただこの中に犯人が居るとしても、違和感なく溶け込んでいる
理由は何なのかというのがミステリーとして残る。
五代が既に信長の懐刀として信長の側に使えている時点で、
そんな意味合いも薄れてしまっている感じもするけど、その辺は
ドラマの都合上仕方がないか。

ただ五代が既にウマというあだ名をつけられている時点で、
サルとの対象的立場として、昔から存在している感じもして
くるし、柴田の見せ場とばかりにウラリの存在を見抜いていく
ところなど、チープなドラマながらもバランスを上手く取って
いる様な感じだった。

最後に佐藤二朗さんを登場させる辺りも笑えた。

銭形零 …… 夏帆
柴田太郎 …… 金剛地武志
遠州理津 …… 佐藤二朗
「警視庁から入電中」ボイス …… 小林麻耶
五代潤 …… 山下真司

織田信長 …… 半海一晃
明智光秀 …… 山中聡
木下藤吉郎 …… 林和義
松平元康 …… 市川勇
ねね …… 宝積有香
今川義元 …… 佐藤二朗

三枝太基

評価:★★★★★☆☆☆☆☆ (5.0)

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