砂の器 脚本／龍居由佳里 http://www.tbs.co.jp/utsuwa/

第4話 亀嵩の謎

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今西と吉村は被害者の三木謙一が警察官であったことを知り、
事件の発端はこの巡査時代に有るのではないかと踏み、当時を
知る警察署や交流のあった地元市民と会いに行く。
聞いて回るごとに三木謙一の人間性の良さが知り、殺人事件の
当事者になるとは思えない人物像だった。
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英良と成瀬あさみの関係を近づけた話だった。
やはり二人は境遇が似ている分、幸せを掴んでいる英良の中にも
あさみの境遇に同情してしまうところがあるのだろうか。

あさみの事を罵倒するような劇団の主宰者・麻生譲のセリフが
やけに浮ついた感じに見えるのは気のせいだろうか。
勿論あさみを追い込むのを強調してのことだろうが、貴方に
そこまで言われる筋合いは無いと言うほど、言われている気が
する。
ロッカーで新人の桐野カヲルとあさみが鉢合わせになるが、
ガンバレというあさみに対して、心にもない事を言われるより
恨んでもらった方が気が楽だとする理由もイマイチ的外れな
気がする。この一連の問題は突如コンセプトを変えだした
麻生譲に有ると思うのだが、主役の座を寝取ったとかそういう
背景が有るのか?

亀嵩のシーンでは全く事件の解明が進まなかった。
ただ浮浪者を助けたエピソードが語られたけど、これが英良ら
の事で有ることは想像に難くない。ただこの浮浪者から事件へ
と結びつけるのは今のところでは難しそう。

展開には関川も絡んできた。
この関川という人物、売れている様な感じでは有るけど、
意外と評論家としての才能にコンプレックスを持つ人物なのか?
英良にその部分を指摘されていたようだが、その言葉が発端で
スキャンダルの方へと視線を移していくのか。

桐野カヲルは処分を頼まれたセーターをどのようにするのか
緊迫感があったけど、結局列車の窓から投げ捨ててしまった。
これでこのセーターから英良を特定するのは難しくなったの
かな。
だとするとどういう線から犯罪を裏付けていくのだろうか。

和賀英良 ……… 中居正広 (ピアニスト)
吉村雅哉 ……… 永井大 (蒲田西署巡査)
関川雄介 ……… 武田真治 (評論家)
田所綾香 ……… 京野ことみ (英良の婚約者)
本浦房 ……… かとうかずこ
本浦秀夫 ……… 斎藤隆成
唐木イサム ……… 松岡俊介 (演出助手)
宮田誠 ……… 岡田義徳 (衣装係)
扇原玲子 ……… 佐藤仁美 (英良の元彼女)
桐野カヲル ……… 佐藤めぐみ (女優)
三木謙一 ……… 赤井英和 (博の父。岡山出身)
三木博 ……… 佐藤二朗 (謙一の息子(養子))
桐原小十郎 ……… 織本順吉 (地元の金持ち)
麻生譲 ……… 市村正親 (劇団響・主宰者)
今西純子 ……… 森口瑤子 (修一郎の妻)
クラブのママ ……… 根本りつ子
佐々木健次 ……… 石丸謙二郎 (捜査一課)
野口信吾 ……… 芹澤名人 (西署巡査部長)
黒木肇 ……… 辻萬長 (捜査一課・管理官)
大崎医師 ……… 江藤漢済
田所重喜 ……… 夏八木勲 (元農林水産省大臣)
本浦千代吉 ……… 原田芳雄
成瀬あさみ ……… 松雪泰子 (女優)
今西修一郎 ……… 渡辺謙 (警視庁・捜査一課・警部補)
下田明 ……… 甲本雅裕

沼田爆、西村淳二、田島健吾、福本伸一、生田茂幸
畠中正文、大岡まちこ、猪腰真之介、松岡日菜

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