いやぁ、感動しました(′;ω;`)つ

成仏したと思われていた木村多江の出現所も絶妙だし、完全に存在感を
失っていた浅見れいなも今日のワンシーンの為だけに存在したという
事で十分にその意義を見出すことが出来た。

幽霊が見えるか見えないかというだけで、これ程の感動のドラマの
引き出しがあるとは、正直思っても見なかったです。
今回の最終話だけでも三度(美保純が沢村一樹の姿を見えるようになる。
浅見れいなと沢村一樹の初めての対面。沢村一樹と杏子の和解)、
そのような展開を用意しており、それぞれに味わい深い演出、仄かな
感動が待ち受けていた。

沢村一樹の事実が分かると同時に黒川智花の目の前から失われてしまう
という切ない現実。

そんな事実を聞きたくないのに、これでもかというくらい外部から
黒川智花にその事実を伝えようとして必死に迫ってくる存在がある。
それがもの凄いスピード感になって現れていたし、例え愛すべき人が
実態のない幽霊であっても一緒にいたいという思いから、事実を知って
いても隠し通そうとしている黒川智花の行動がとてもイジらしかった。

まるで禁断の恋を成就させようとして駆け落ちでもした男女の物語の
ようにも見えたΣ(´□｀;)


評価：★★★★★