アタックNO1 11話 -最終回-

脚本/両沢和幸、サタケミキオ、高山直也
出演/上戸彩、船越英一郎、竜雷太、中村俊介、岡江久美子、清水章吾
松尾敏伸、森田彩華、酒井彩名、宮地真緒、加藤夏希、遠野凪子、秋山エリサ
大友みなみ、久保田磨希、清岡祐斐、高橋亜里沙、仲村瑠璃亜、森本亮治

http://www.tv-asahi.co.jp/no1/

いよいよ最終回。

医師でさえバレーボールを継続する事に難色を示した膝の怪我を、
本人の人一倍の努力とバレーボールに対する情熱、それを支える人たちの
暖かさに触れて、奇跡の復活を遂げる。
スタンスとしては決して悪くはないのだけど、一話で描くには少々窮屈
過ぎたか。
奇跡を意図したのならば、先発メンバーに拘る必要はなく、寧ろピンチ
の時に途中交替させた方が演出的には効果的に映るはず。

何度もこれまでの感想の中でも述べてきたことなのだが、船越英一郎が
これまでやってきたことの意味がイマイチ伝わらないために、
世代交代の時を迎えるときにも、何か達成感みたいなものが得られず、
妙な違和感を感じてしまう為、残念ながら彼がチームから去っていく
ことで何の情も生まれてこなかったのが正直なところ。

最後に用意した舞台も世界ユースを想定し、前回の展開の中で、展開上
不本意な事とはいえ負ければバレーボールを辞めるとさえ言い切る程の
重大な決意を世間一般に公表した割に、ややお粗末な舞台で、まるで
町内レベルの試合のような貧素さを感じてしまう。

今更言うことでは無いのだけど、主人公たちでさえバレーボール向きの
体格条件が備わっていないのに、それ以上に条件の整わない周りの
メンバーは何とかして欲しかった。
主人公を引き立たせるのには仕方がなかったのだろうか(´−`;)


評価:★★☆☆☆

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