岩佐真悠子が謎の犯人に狙われる話し。

被害者に一度安心感を与えた直後に、再び恐怖に陥らせる展開は、
まさにホラー映画的な展開だ。
今回はドラマとしての脚本も構成もよく練られており、なかなか
面白かった。

前回と同様に基本的に事件の真相には現実的な動機というものが
存在するのだが、そこから一歩進んで死ぬこと自体には偶然なのか
非現実的なのかの境目の見えない恐怖というモノが存在する。

偶然も重なれば必然であり、非現実的な事象の裏に隠された真実
を探し出すところにこのドラマの面白さがあり、死んでいく人の
共通性が何なのか。ある意味そんな死の連鎖の一つの駒として
岩佐真悠子が使われた事になる。

音声解析の結果が事件の核心に迫り、真相へのからくりを解き
明かすと言った展開は、精巧な刑事ドラマを見ているようで
なかなか面白かったと思う。

非現実性を臭わせる中で、こういった現実的に解明していく
方法論がドラマの中の一つの楽しさなのかも知れない。

評価：★★★☆☆

岩佐真悠子のblog
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/iwasa_mayukojp/