伊藤淳史が伊藤美咲に電話で食事の約束を取り付けるまでを描いた
話し。

冒頭から初めての携帯電話でやりとりする辺りまでの演出があまり
にも奇抜過ぎて、どうもそのノリに付いていけず、また伊藤淳史の
キャラクター自体もあまりにも厚ぼったい感じがしてかなり嫌悪感
を覚える展開だったのだけど、後半はそれなりによく演出されていた。

相変わらずインターネットの住民が変に協力的な所ばかりを抜粋
しているのが妙に気になるものの、不釣り合いとも思える男女の
恋愛の関係や初めてと思える純粋な男のデートするまでの行動の
顛末を見守りたいという気持ちはよく分かる。

知識の泉であるインターネットをリアルタイムで活用する楽しさ
なんかは伝わってくるものが大きいのですけどね。

オタク兄に対して普段は風当たりの強い妹の堀北真希が、真剣に何か
をしようとしている兄に協力的になった事はなんだかとても嬉しか
ったのだが、この役目は白石美帆が行うものかと思っていた。

食事中にはどんな会話をして共通点を探っていくのか、また周りに
居る人は二人が食事デートした事でどんな反応を示すのか、今後の
展開も楽しみですね。

評価：★★★☆☆