電車男 7話

脚本/武藤将吾
出演/伊東美咲、伊藤淳史、白石美帆、佐藤江梨子、須藤理彩 
速水もこみち、劇団ひとり、菅原栄二、佐藤二朗、前川泰之
堀北真希、小出早織、小栗旬、六角精児、温水洋一、我修院達也
山崎樹範、岸部シロー、豊原功輔、秋吉久美子

http://wwwc.fujitv.co.jp/denshaotoko/index2.html

約束を破りオタクである事がバレてしまった伊藤淳史が、なんとか
伊東美咲と仲直りするために奔走する話し。

主人公以外の周りのキャラクターの役割がそつなく活かされていて
演出がふざけている割にしっかりと構成している。

今回結果的にキューピット役を勤めたのは豊原功輔だったが、
そんな役目を果たそうとして裏で奔走した影の主役は白石美帆だった。

"偶然"を装い口あわせした速水もこみちと出会って食事に誘われ
誕生日を聞き出す流れや、別れた件に関して掲示板によって全貌
を知っていることを活かして、彼の言葉を代弁し仲直りさせようと
口添えする。

彼女なりに伊藤淳史に気を使った末での行動であり、また彼女の
行動そのものが彼の性格の良さを代弁して居るかのようであった。

それと同時にこれまた全容を知っている豊原功輔が抜けがけする
ように伊東美咲にモーションをかける展開が対比される形で
面白い展開なのだが、彼も別の意味でのオタ臭を感じさせる人物像
と言うことでかなり好感が持てた。

嘘を付いてしまった伊藤淳史がどうすると許して貰えるのか。
下手な謝り方をした所で醜い弁解の声に聞こえるだけで何の効果も
無いわけだが、言葉ではなく態度で示したところが、彼の誠実さを
現していて良い展開だと思う。

来週がまた楽しみだ。

評価:★★★★☆

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