最終回は有る意味、これまでの総集編みたいな形を担う回でも有ると
言うことで、このドラマの中で見せてきたキャラクターたちの特徴を
原田芳雄が会話の中で語って見せたところはよい演出だったと思う。

ただこの形によって、周り住民を口説き落とす場面を見たかったですね。

端から見ていれば不気味なホームかも知れないけど、これだけ小さい
子供たちが居るホームがそれ程悪い場所では無いと思うし、誤解された
ままで処理されたのは、やや消化不良でも有るところ。
1年8ヶ月という微妙な期間の中で一体何が有ったのだろうか。

今回、結局木村拓哉は勝つことが出来なかった。
どんな形を演出するにせよ、完全に満足行く結果には成らないと思う
のでこれはこれで良かったのかな。キム様が全ての創造主のよう
な形でこのホームを立ち直らせない方が、現実的にもリアルで良かっ
た。
試合には負けたが、勝負には勝ったという事で、レーサーとしての腕
もそれなりに披露できた訳だし、F1中継で長年培ってきたフジTVなら
ではの短い時間の中でもレーサーを引き立てる術を存分に発揮できた。

恋愛要素は、「恋におちたら」同様かなりお粗末な要素として存在
していたけど、これまたキスシーンは要らないと思いました(ジェラ
シーも含む( ´△｀))

評価：★★★★☆