加賀まりこの卑劣な圧力に対抗する為に啖呵を切ったところまでは
良かったものの、その方法はビックリ仰天の"女子高生日本一
コンテスト"。こんな脚本を考えるなんて自分の中には無い発想
かもしれない。

本人ばかりの頑張りや勢いではどうなる事でもない。
それを証明するかのように井上真央自身のやる気を削ぐために、
彼女を見守るものたちに攻撃を仕掛けるというのは効果的な方法だ。
加賀まりこの情け容赦のない攻撃に対する対抗心が見ている方にも
沸いてくる。

金の力にものを言わせる相手に一度は挫折しかけたものの、そこに
F4の力を集結させて立ち直らせるというのも、ゲームやヒーロー
もののマンガみたいで単純ながらも感情移入はしやすい。

今後の展開として彼女はあくまで"庶民派"であり、飾り作られた
ものによってコンテストで勝ち抜くのではなく、彼女のヂの部分を
上手く強調して勝ち抜く方法を見いだして欲しいところだ。

評価：★★☆☆☆