福田麻由子の心の闇に迫り、志田未来が友達になるべく奔走する
話し。

いじめの問題に発展したときはどうなる事かと思ったけれども、
今回災いが転じて一気に大福がやってくる展開だった。

ツッコミ所は確かに多い。強引な事は百も承知。
このドラマそういう部分に拘らずに、肝心のドラマ部を盛り上がる
事に集中しているのではないかな。

毎回の事ながら志田未来が天海祐希と遭遇するときの演出が最高で
福田麻由子邸にいく志田未来と松川尚瑠輝の事を後ろからついていく
永井杏の姿も良かった。

まさか永井杏が福田麻由子に憧れているという設定があるとは
思わなかったが、そんな行動の一つ一つを取っても友達を作りたい
と思う気持ちと先生との密約との狭間で揺れ動く気持ちが表現され、
最後に裏返った事は良い流れだったと思う。

手紙の件が引き金となって志田未来が大けがしてしまったこと、
またガラスで怪我した人間に雑用をさせようとする先生の行動の
非道さに子供達たちが毛嫌いし、それが反旗を翻す引き金となった
事は確かでしょうね。

子供たちの心理や群集心理を読むのが上手い天海祐希が、今回の
事に関して何処まで想定していたことなのか。
次なる手を考えている所を見ると彼女の中には、まだまだ手懐ける
為の策を残している感じなので、どんな逆転策を取るのか次回も
楽しみです。

評価：★★★★☆