倒産したみながわの会社が競売にかけられる前に取り戻そうと
奔走する話。

伊東美咲と森山未來が喧嘩する話は幾ら有っても良いのだが、
今回からふとわき上がってきた施設の姉弟の話と施設救済の話を
絡ませる展開は、これまで一貫して強調してきたみながわ再建に
対する話とは、また別次元の話のような気もする。
逆にこの施設の話が一連の話に食い込んでこられるようならば
これまでの主人公らの"みながわ再建"に対する思いが、上手く
描かれていない事を証明する物ではないかな。

一話の中で葛藤させて結論を出させるには少々気の毒な感じ。

本来ならばここで森山未來に同情するような人も多いかもしれ
ないが、どうも個人的にはこの森山未來のキャラクターにも
あまり愛着が沸かない為に見ている方としては、実に微妙だ。


更にここに来て処理しきれないくらい話を広げすぎたか?

榮倉奈々の両親の言いなりのままに就職を決めたくない心情。
釈由美子の子供に対する愛情と平岡祐太と岡田浩暉の三角関係。
全員がこの病院を離れていくようにし向けた感じのシナリオ
だが、果たして脚本家はどんな展開を用意してまとめるつもり
だろうか?

評価：★★☆☆☆