今回は黒木瞳の話を進めた感じの展開。

なんだか周りからの声が主人公たちの心に直接響いており、
かなりの影響を与えそうな感じ。

八千草薫が寂しいと語れば自分にも当てはまるものがあるし、
西田尚美が浮気に関してあれこれ苦悩している様子を見れば
すべてその状況は自分に降りかかってきている。

伊原剛志が結婚すると言うことを間接的に聞いてしまったわけ
だけど、悲しさを素直に表現できない黒木瞳がちょっと気の毒に
思えた。

そんな心の隙間を埋めるようにして現れる宮迫博之の存在がやはり
ミラクルを演出しそうな気配が有って面白いものとして映る。

今回痴漢した当時の状況が克明に語られたということで、
より宮迫博之のキャラクターに厚みが出てきた。

ドラマの中でも結構なウェイトを占めている黒木瞳の朝の光景や
焼鳥屋でくつろぐ様子の中に、宮迫博之の存在が入り込んだこと
で、意外な一面を見せてくれた。

意外と几帳面であり繊細な一面を持っている彼が、黒木瞳に
足りない何かを埋めてくれそうだ。

今後の展開に期待。

評価：★★★☆☆