日々の生活に閉塞感を感じて、悪いと思いつつも現実逃避する
方向へと足が向いてしまう。
こうしてみると人間とは時には強く、時には弱い生き物ですね。

ただ大塚寧々の生活環境を覗いてみると、閉塞感を感じるほど
時間に制約がある生活をしていたり、自分の主張を貫き通せ
ないほどの悪環境に閉じこめられているとは思えない感じが
しないでもない。

旦那様が今回とても嫌な主張ばかりを突きつけてきた。
子供の事、そして自分の家庭のことを第一に考えろと言いつつ、
自分の妻を家庭に閉じこめたい心理が働いているのかなと
思えなくもないが、閉塞感を感じるにはそんな旦那様と話し合い
の機会を持った後でも遅くはない気がする。
そういう意味ではコミュニケーションの不足が招いた不幸な
連鎖という事になるのかな。

このドラマは変な話し、不倫という社会に反する行為に説得力を
持たせるかにかかっているドラマなので、大塚寧々にはもっと
色んな制約をつけては、彼女が追い込まれる様子を対象的に
描いて欲しいと思う。

大塚寧々の物語よりも正直、黒木瞳の方の物語の方が面白く映る。
電車男ならぬ痴漢男。
最近またしても掲示板発で映画化もされた様だが、
http://www.chikanotoko.com/
コメディアンならではの宮迫博之の演技が意外とハマっている
ような感じ。随分と二人はうち解け合って来た。

黒木瞳の二度目の大失態の朝を迎えたシナリオには正直爆笑しま
したΣ(´□｀;)

評価：★★★☆☆