黒木瞳と大塚寧々の関係は「ブラザー☆ビート」ならぬ
「シスター☆ビート」と化していてなかなか見応えがある。

今回黒木瞳が打ちのめされるだけ打ちのめされた感じの展開か。
とてもベタな展開だが弱っている所に、宮迫博之の存在は実に
安心感を与える。
病気の黒木瞳を看護したら間違いなくオチそうだ。

一方の妹関連。
大森南朋だけの魅力で一連の心の浮気を演出するのは難しい
と思っていたけど、大塚寧々の母親の存在を煙たく感じている
山口馬木也のヒール役が大塚寧々が心のよりどころへ向く
よう上手い具合に誘導している。

しかし西田尚美はくせ者ですね。
最初密告者は大森南朋の側にいるヴァイオリン奏者かと思って
いたけど。
こういう密告って男性はまずあり得ないような気がする。
女性ならではの複雑な心理が作用していそうだ。

評価：★★★☆☆