恋の時間 7話

脚本/吉田紀子
出演/黒木瞳、大塚寧々、宮迫博之、大森南朋、西田尚美
伊原剛志、泉谷しげる、八千草薫、山口馬木也

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黒木瞳・大塚寧々共々、本命に対して距離を置くような展開。

西田尚美が浮気を密告した事によって夫婦仲が再び持ち直して
しまった。これも一種のミラクルか。
そもそも彼女の密告した意図は何だったのだろうか。
自分が不倫相手と上手く行かないために親友を道連れとした
ならばそれで良いのだが、上記のことを意図して密告したの
ならば相当な策士だろう。

しかし大塚寧々と大森南朋。
浮気にも浮気なりのルールが存在していそうだが、そういうのを
無視していきなり浮気がバレろと言わんばかりの態度と状況自ら
作っている感じがしてくるのが目に付く。
大森南朋のキャラクター。初めには程よい感じがしていたのだが
今では彼に拘る理由もよく分からなくなってきた。
常に暗い顔をしているし、大塚寧々と大森南朋をつなぎ止める
何かが欠落しているように思う。

黒木瞳と宮迫博之と伊原剛志。
こちらも浮気を主導しようとしているのは男性側の積極的な電話
攻勢だが、部屋に入れるか入れないかの攻防に於いて部屋に
通すか通さないかの差が、黒木瞳の現在の心情を素直に表して
いて面白い差別の仕方だった。
そんな差別を見せつつラストで反転してしまったことは、
意外を通り越して不自然に映る。

評価:★★★☆☆

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