昔はドラマ「29歳のクリスマス」に代表されるように、仕事に恋に生きる女性の
曲がり角は30歳を前後して勝ち組負け組に区分されて居たようにも思いますが、
現在はそれが繰り下がり33歳。

皮肉にもこのドラマに出ていた稲森いずみが今回、年長さん側の役で出演している。

ドラマの素材としてはありがちな話しでは有りますが、劇中の女性たちと似たよう
な年齢にある同姓には特に受けそうな内容ですね。
年齢を下着に例えた表現は、男性ではイマイチ分からない演出ですが、雰囲気は
よく伝わってきました(；・∀・)

一歩間違えばその容姿や台詞に嫌みさえ感じる"曲がり角にある"稲森いずみさん
ですが、誰もが訪れるであろう年齢に対するあらゆるプレッシャーに対して、
その身を委ねるだけでなく、反発していこうとする心意気には誰もが共感が
出来るのではないかな。
敵は大きければ大きいほど、また困難で有れば有るほど、反発のし甲斐も有る
ものですし、そういう所に生き甲斐を持てたら人生って楽しくなるのでしょうね。

反発する側である釈由美子や要潤の憎々しさも十分に演出として伝わってきた
だけに、それだけ主人公に対する感情も大きく移入できそうです( ´△｀)

やっぱり火曜の10時枠のドラマは私にとって相性が良いなぁ〜


評価：★★★☆☆