心の弱さというのは誰にでも有るものだけど、そんな心の透き間を補ってく
れる異性の存在ほど、時には頼もしく心強いものは無い。
しかしそんな関係に対して無責任では居られない事態が起こったとき、果た
して、現状に満足している不倫とは決別することが出来るのか。

ドラマの冒頭、メモに記載した事をきちんと実行できるのかがドラマとして
の筋書きでも有り課題でも有る。

散々不倫相手を持ち上げて別れづらい場面を演出し、何処でどう別れを切り
出すのかが今回の見せ場でもあった。
勿論別れないという選択肢も有ったりするのだが、二週に渡り強調してきた
事項でも有ったので、そんな選択筋は一応考えづらい。

今回は釈由美子の存在感が良かった。
一見派手で計算高く嫌みな存在だけど、その場の雰囲気を読みとる心も持っ
ている。
そんな役周りが青木さやかではなく釈由美子だった事は少し意外だったです
けどね。

プライドの高い女性ほど、年下の目の前で別れた異性の事で傷心する姿を
見せたくないものだと思うけど、稲森いずみのキャラクターはそういう
弱い面も包み隠さず表現していく辺り、共感を得ているのかも( ´△｀)

不倫ネタの次は年下の恋って感じですね。
やっぱりドラマ「anego」とも被るなぁ〜

評価：★★★☆☆