鬼嫁日記 11話 最終話 脚本/尾崎将也 出演/観月ありさ、ゴリ、滝沢沙織、永井大、小池徹平、山崎まどか 井上和香、東幹久 http://www.ktv.co.jp/oni/ |
男女に於けるクリスマスに対する考え方の違いから喧嘩になる話。
何故ゴリがこんなに惨い仕打ちをする鬼嫁と一緒で居られるのか。
それを確かめる意味でも今回一度喧嘩別れをして、改めてそんな
気持ちに対して再考を促す機会を与えたことは良い流れだった。
自己中心的な考えしか持たなかった観月ありさが、自らを鬼嫁な
のかとする客観的な視点を植え付けた事もドラマの中では新しい
流れであるし、今までゴリに対して思わせぶりな態度を見せてい
た"オアシス"西丸優子を使い、これまで運命を握っていた
観月ありさ側の決断ではなく、ゴリ側の決断によってドラマの
運命が左右するという構成も面白い。
結局納まるべき所に納まってしまったが、その形を望んでいたのが
何よりも二人の子供であったという点もクリスマスという時期に
ひっかけて面白い演出になったと思う。
有る意味このドラマの中ではこの最終話が一番面白かった。
評価:★★★☆☆