離婚弁護士2 〜ハンサムウーマン〜
(2005年度4月期・火曜9時枠)

脚本/林宏司
プロデューサー/長谷聡介、古屋建自
演出/久保田哲史

http://wwwz.fujitv.co.jp/b_hp/rikon2/index_frame.html


第4話 夫の土下座


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夫・時夫が家にお金を入れてくれなくなって半年になる。
そう訴えてきたのは狭山京子。愛人に貢いでいるのでは無いか
と疑いの目を向けていた。
お金を入れないことを問いただすと、時夫は結婚前に交わした
夫婦財産契約をちらつかせてきたという。そこには家のローン
と子供の養育費を夫が捻出し、生活費については妻が支払う事
が書かれていたのである。結婚後に変更するためには双方の
同意がなければ認められないという。この件を担当するのは
新しいやってきた佐伯絵里と助手に付く本多大介だった。
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依頼人の利益ばかりを追求する余り、物事の真実にたどり着か
ず、無用の争いに発展させてしまう佐伯絵里。
夫婦財産契約を無効にするためには離婚するしかないとの事で
依頼人の心を無視し、財産確保のために動き出す。

いつの間にか佐伯絵里が貴子の事務所に来ている所に驚いた。
まぁ前回の最後に貴子が事務所の方針である三つのやり方に
言及していたし、これをもって受け入れたとしたのか。

今回の依頼人の相手・何故金の振り込みが無くなったのか。
幾ら何でも話し合いもせずに解決しようとするのは無理が有る
のではないか。
短絡的に利益の追求を行う彼女の姿に、大介も困惑していた。

ドラマとして不自然に映るのは、相手の事情を聞く必要が有る
のかという主張は有る程度理解できても、こちら側の心情も
全く無視している感じしかしない点か。

仕事人間の時夫は既にリストラを受けており、ハローワーク
通いの身だった。
貴子のフォローが無ければこの件何処まで泥沼にはまっていた
だろうか。

今回の編集者との仕事の関わりは、"恋とは?"というコラム。
三神に誘われ、その日はがら空きですと答える貴子のキャラ
クターが実に可愛らしい。
結局コラムが採用されたのは絵里のもの。
なんか辛い過去が有りそうだね。

間宮貴子(弁護士 35歳):天海祐希
本多大介(アシスタント 24歳):玉山鉄二
柳田俊文(弁護士 34歳):佐々木蔵之介
井上紀三郎(パラリーガル 62歳):津川雅彦

佐伯絵里(弁護士、元検事 29歳):瀬戸朝香
緒方亜紀(受付嬢 24歳):片瀬那奈
三神達也(「ハンサムウーマン」編集長 45歳):宇梶剛士
大庭保(「鬼の涙」店主 42歳):松重豊
小向つや子(パラリーガル 44歳):戸田恵子

狭山時夫:田山涼成
狭山(宮沢)京子:萩尾みどり
専務:エド山口

森一弥(エネルギー)、岡本竜汰、大竹浩一、大森ヒロシ
遠藤たつお、司馬山洋子、平野稔、沖原一生、渡辺奈緒子
松本朋子、萩野藍子

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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