深田恭子が松下由樹のアシスタント・ディレクタになるべく現場で
修行する話し。

初の出勤にも場違いな洋服を着てスタッフからは浮いた存在の
深田恭子が、周りからの助けを受けて次第に初の仕事にも慣れて
いきクランクアップするまでを描いた。

現場でのあまりのネチっこい深田恭子の演技にやや食傷に浸り
ながらも打ち上げする姿を見て、現場のノリやスタッフとの
協調性、不思議な達成感を感じることが出来た。

松下由樹にダメを押される谷原章介の一旗揚げたい気持ちを喚起する
エピソードが舞い込んできたことで、松下由樹を主柱に動いている
一連のドラマにどう影響を見せるのか。

出来ればもう少し"イキ"な場面で深田恭子に味方する場面を演出して
欲しかった借金取りの男たちも、押してばかりいるキャラクターでは
なく時には引くことで、良いアクセントにはなったと思う。


評価：★★☆☆☆