映画から一年後の話し。

今回前半では映画でのエピソードを回想しながら、後半には
新しく就いた職場での初めての仕事と言った展開を用意した。
映画を見た人には勿論、見ていない人へも大筋の事が分かるよう
になっている。

映画版を見たときに書いたことだけど、仲村トオル、佐藤隆太
時任三郎の加入によって、キャラクターの個性のアピールが
足りないと言う欠点が、ドラマ版では十分に補われている。

特に仲村トオルの役柄と佐藤隆太の正反対の性格を持った
キャラクターの対比は、ドラマの中ではメリハリがついて面白く
映ると思う。

上述したことにも繋がるのだが、映画版を見た人への同窓会的
な役割を果たしていて有る意味面白い作りになっているのだが、
映画版ではキャラクターの個性のアピールが足りないために、
一部の主役級を除いては印象に残っているキャラクターが居ない
為、再会したときの感動が少なかったのが残念と言えば残念。

訓練から完全に最前線での活躍のドラマに切り替わった。
沈没船のセットなど随分と手間と金がかかっている感じがしたが、
今後もこのスタンスが続くかと思うとスタッフの苦労が伺える
ようである。


評価：★★★☆☆