海猿 5話

脚本/福田靖
出演/伊藤英明、加藤あい、仲村トオル、夏八木勲、時任三郎
佐藤隆太、佐藤仁美、鈴木一真、三宅弘城、平山祐介、坂本真
坂本あきら、飯田基祐、臼田あさ美、奥貫薫、芳本美代子
益岡徹、伊武雅刀

http://wwwc.fujitv.co.jp/umizaru/index2.html

伊藤英明のバディである仲村トオルと坂本真のバディである
三宅弘城が突然海保を辞めると言い出す話し。

二組の事情の異なるバディを照らし合わせながら、別れという
現実を突きつけることで、バディに対する信頼感や愛情と言った
ものを改めて知らしめる展開で有った。

今回家族も巻き込んで命がけで戦う海保の最前線を描いて見せた
訳だけど、イベントの途中で突然出撃命令が出るという強引な
エピソードの挿入がやや不自然にも見える。

また仲村トオルは目の病気だと言うことで特攻隊を続けられない
との事だけど、海保の中で潜水士をやる分には問題が無いという
のがちょっと意味が分かりづらい。
今回一方では命と隣り合わせの展開を見せ、一方ではこのような
海保軽視な姿勢を見せることで、見ている方としてもやや複雑な
心境になるのではないかな。

伊藤英明と仲村トオルのコンビはともかく、坂本真と三宅弘城には
これまでの話の中で、多少なりとも前振りが有ったり印象的なエピ
ソードが必要だったかもしれない。
この二人がバディであったという印象があまりに無く、どうもピン
と来るものがなかった。
しかしドラマの中でオーバーリアクションだと思っていた坂本真の
演技が、いざ病院で相手に思いを告げる場面では、なかなかの
表現力を発揮していて伝わる物が大きかった。

評価:★★★☆☆

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