海猿 6話 脚本/福田靖 出演/伊藤英明、加藤あい、仲村トオル、夏八木勲、時任三郎 佐藤隆太、佐藤仁美、鈴木一真、三宅弘城、平山祐介、坂本真 坂本あきら、飯田基祐、臼田あさ美、奥貫薫、芳本美代子 益岡徹、伊武雅刀 http://wwwc.fujitv.co.jp/umizaru/index2.html |
海保で働く男たちを見守る女性達の心情を描いた話し。
2005年07月21日の日記の中で書いた「海猿3話」の延長線上に
あるような話しでそれを色濃く描いた展開。
ドラマ開始以来、加藤あいはこの関係には常にご立腹の様子。
何時でも逢いたいときに会えない現状に対して不満が募っている
ような所で、更にここに来て不安を煽るようなエピソードが来れば
それは仕方がない事なのだろうか。
上手いこと揺れ動く乙女の心に割って入るような鈴木一真の
存在がイヤらしく感じるのは、加藤あいの相手として伊藤英明の
存在を認めている証拠なのかもしれない。
案外他人行儀で見ている方としては、危険と隣り合わせにいる
シチュエーションに対してもピンと来るものがないのだが、
世の中にはこうして不安に思って生活している人が居るのだろうし、
不憫にもそのしわ寄せは見守っている側の女性に向けられるので、
ここで別れても非難する人は居ないでしょう。
不審船発見と同時に芳本美代子が切迫流産の疑いで運ばれ、
愛する彼女が倒れた時にも駆け付けられないような難儀な仕事だと
言うことが強調される中、芳本美代子の心情も是非とも聞いてみたい。
彼女の発言が今後の加藤あいの行く末にヒントを与えるのではない
だろうか。
評価:★★★☆☆