第10話 翔べ!!恋の翼にのって

C.Aという職業柄、注目されている事に調子付く上戸彩に、
最後のフライトである小日向文世が最初で最後の忠告をする話。

最初と最後。
物事にはどうしてもこの2つの側面を経験しなければならないが、
ベテランと新人という立場の違うメンツを使って、その両面に
対するアプローチを描いた話だった。
またその中で自分たちの役割に対して各々が最高の仕事をしてこそ、
安心して飛行機を飛ばせるって事で、同じ職場で共に働く仲間に
対する信頼感と同時に、恐れず向上心を持って仕事をこなすこと
への重要性を描いた。

最後のフライトって事で作為的なエピソードでは有ったが、
お客の顔さえ覚えることの出来なかった上戸彩が赤ちゃんの
涎掛けに刻まれた名前と誕生日の刻印に気がついた事は、気配り
の行き届くサービスを身に付けた証拠でもあり、
機転の利いた彼女が群衆の心理を上手く突いた方法で混乱を
収めてしまう所は感動的なエピソードだった。それと同時にその
行動によって勇気を奮い立たせる仲間達の連鎖性を上手く描いた
と思う。

やっぱり注目すべきは小日向文世と真矢みきの関係か。
ボーリングを使ってさり気なくプロポーズしていたが、小日向文世
は独身の役だったんですね。
なんかお堅い役の真矢みきが上司と一緒にボーリング場に行く
こと自体になんだかキュンと来た(^O^)

親友が告白するまで自分の気持ちに気がつかないというのは
恋愛ドラマの中でも時々見かけるシチュエーションだが、
果たして錦戸亮の気持ちはどうなのか。
来週いよいよ最終回。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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