第11話 大空へ!!旅立ちの時

ついに訓練生卒業の日が迫る!?

上戸彩の成長物語としてはなかなか面白かった。
彼女の態度を見ていると正直大人になってから習う以前のもの
って感じがするのだが、それだけ現実の社会でも、常識はずれの
マナーの乱れが問題になっているのかも知れない。
特に日本の過保護的な社会では学生の内から苦労を知らずに
成長するために、社会へ出るときの敷居高さやギャップによって
戸惑うことなんかが多いんだろうなと感じさせた。

さて今回はOJT最後という事で、訓練生としての最後に、社会で
独り立ちすることの怖さを味あわせ、釘を刺す形になった。
それを感じさせて、改めて一人ではなく仲間の存在があることを
提示した流れで、良くできていたと思う。

最後は卒業式を演出するような感じだったけど、しんみりさせ
られる演出で結構ジーンと来た。
どんなマニュアルよりも彼女の存在が一番の教えだったという
上戸彩と、自分を信じて突っ走る強さが好きだったという真矢みき。
互いに対して抱いている尊敬の念が上手く言葉に表れるシーン
で感動的だった。

恋愛話もあまりドラマの中で深く突っ込まずに、濃い演出になら
なかったところも好感触。

評価:★★★★★★★☆☆☆ (7.0)

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