第3話 美人作家の盗作

傷害罪として訴えられた方が実は主導権を掌握している事。
少々頭のネジが緩んでいそうな片桐はいりの役柄も、実は全て
計算ずくだったという意外性有る展開を使い、女性が持つ嫉妬心や
出世欲などを上手く絡めた展開で面白かった。

今回ドラマでは文壇ネタを取り上げた。
童話シンデレラを独自解釈により、出世欲に溺れる片桐はいりの
物語と上手くリンクさせた点も実によく出来ていた。

この片桐はいりのキャラクターの練り方は、豊川悦司にも言える
ことだが、説得力の無いおちゃらけた行動と説得力を帯びた
結論に導く行動とのギャップが良いんだろうね。

互いに利用するだけ利用する殺伐とした世界の中で純粋さを求める
エンディングも有る意味新鮮で良かったと思う。

ゲスト
片桐はいり、北川弘美、正名僕蔵、石橋奈美、蒲生純一、シトウレイ

評価:★★★★★★☆☆☆☆ (6.0)

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